大垣サウナ
温浴施設 - 岐阜県 大垣市
温浴施設 - 岐阜県 大垣市
8/26 @大垣サウナ
URL:https://sauna-ikitai.com/saunas/2336
結論ファースト、人生最高のととのいにエンカウンター。
前日は岐阜で洪水警報が鳴り響く中、雨の長良川にて鵜飼を堪能。冷えた身体を暖めるのにこれほど適した場所があるだろうか。
開店直後の11:00に来店、すると56年続くこの名所の創業者のおばちゃんと対面。
たまたま従業員に欠員が出たらしく、珍しく顔を出していた模様。
写真撮影を申し出たところ快諾いただき、旅の一枚を確かに記録。
身の上、旅の話等の雑談を交わしたのちに入浴。
浴室はシャワーが5本程度、休憩用のベンチ等はない非常にシンプルな作り。風呂も定員5名程度の湯船と水風呂が一つずつあるだけ。
しかし、こちらも流石岐阜、素材のポテンシャルがDirty Deeds(エゲつない)。
110度のサウナには心地よい音量のローカルニュース番組が流るる。創業から56年が経ったとは思えないほど綺麗で優しい香りのするサウナに桃源郷を垣間見る。これも全ておばちゃんの努力の賜物なのだろう。
水風呂についてもしきじほどの衝撃はなかったものの、飛騨高山の流麗な水に身体が包み込まれた。
(おばちゃんが言うには水汲みポンプは創業から一度も壊れたことがないらしい。それはきっと美しい水のおかげだという。)
外気浴の記憶はあまりない。
室内の休憩スペースで焦点が定まらなかったことだけがただ一つ思い出せることである。
入浴を終えて涼んでいるとおばちゃんが駆け寄り、750円を手渡し『遥々遠いところからありがとう、これでジュースでも飲んで』と我ら五人に告げた。
正直泣いた(心の中で)
その後もタオルが売り切れていて嘆いていた我らへ何とか工面した5枚用意してくれたりとおばちゃんのホスピタリティは計り知れなかった。
まだこれで終わりではない。2回の休憩スペースはそんなおばちゃんの人間性が滲み出た正に極楽であった。
あのリクライニングチェアまじほしい…
一生あそこでダラダラバラエティ見てたい…
てか、気持ちよすぎて昼食の予定逃した…
この辺のおじいちゃんまじ羨ましい…理想の老後やんけ…
去るのがこれほど惜しいサウナもなかった。
先述したしきじと比較するのは無粋かもしれないが、真の信仰心を感じられるのはメッカではなく現地の人々が集まる教会なのかもしれない…
そんなことを思いながら、最高に可愛すぎるTシャツを買いこの地を後にした。
おばちゃん長生きしてくれな。
どこよりも優しいととのいを求める人にオススメのサウナです。
男
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