梅の湯
銭湯 - 東京都 荒川区
銭湯 - 東京都 荒川区
荒川区というのは自分の中で一番存在感が薄い区の一つです。
荒川区目的に訪れたことは思い出せないし、荒川区を通り過ぎたことも電車以外では何回か4号線を通ったくらいでしょうか、そもそも4号線もあまり通らないしで、自分にとって縁のない場所です。
川口で紅葉を見た帰りに、南下する最中に訪れました。
印象としては街の中に確かにある古くて新しい銭湯。令和の銭湯なのだと思いました。
一棟丸ごとのビル型銭湯。2階部分が主なところで、一階はランドリーやテナントなどが入っておりました。
2階のロビーに入ると、飲食店などと同じように名前を書いて呼ばれるのを待つシステム。しばらく待つと、ロッカーの鍵を券と引き換えに渡されます。
少し都心から離れた場所ですが、環七圏内で、サウナ料金なし、基本銭湯料金で入れるのは破格です。
建物も新しく、キレイで、風呂の種類も季節湯、露天など、いくつもあり、シャンプー・ボディソープが備え付きというのアメニティの充実。
冷水機はありませんが、脱衣所に自販機もあるので、値段の割に十分すぎる設備が整っています。
サウナ室はマイルドなボナサウナ。三人定員。水風呂は水道水で20℃くらい。とマイルドなセッティング。
サウナ室にはうちわがあったりしましたが、自分はちょっと利用しただけで、他に利用する人はおらず、なんか、セルフアウフグースが他の人にも影響するんじゃないかと尻込みするんですよね。
あと、マイルドなセッティングというのは、じっくり燻すタイプのサウナということ。なので、回転率が悪いということです。なので、3人定員という小さいサウナ室ではマイルドなセッティングでは渋滞が起きやすいということです。
基本的に他の施設よりはサウナ室を利用する人が少ない傾向みたいなので、ひどい渋滞は起きなかったですが、もう少し高温にして回転率を上げた方がいいかなと思ったりします。
でも、新しく下町(なのかな)にある地域に根ざしたいい銭湯だと思います。都電荒川線も近くに通っており、値段も含めて、庶民的かつ、今風にアップデートされた施設です。
新しいのに、どこか懐かしさを感じるそんな場所でした。
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