シティホテルイン国分 城山温泉
ホテル・旅館 - 鹿児島県 霧島市
ホテル・旅館 - 鹿児島県 霧島市
霧島地区の新規開拓にライドオン!
霧島市の高台、標高192mにある国分平野を見下ろす国分城山公園。ゴーカートや観覧車などがあり、霧島市民は幼少期に必ず訪れたことがある市のランドマーク。そんな城山公園の麓にあるシティホテルイン国分城山温泉。
ホテルに併設された施設だが、扱いは公衆浴場で歴とした銭湯である。営業は14時〜23時で営業と同時に常連さんで賑わいをみせる。ホテル併設とはいえ年季がそこそこ入った館内と浴場。大きな内湯と露天スペースは日本庭園。浴場入口の左には水風呂。
温泉は地下1200mから湧き出す塩化泉。45度ほどの熱湯とぬる湯があり、黄色い湯の花が揺れる茶褐色の湯はポカポカと体を内から温めてくれる泉質だ。
サウナは雛壇が対面式で入口から右側が2段。10名ほどが座れる広さでオリンピア製ガスストーブが中央に設置。90度の室温であり、やや低湿よりのセッティング。熱圧も良く、カラカラとしたタイプであり、個人的に好きなサウナだ。
水風呂は名水と呼ばれる『筒之口名水』を蛇口から大量に掛け流し。江戸時代から酒の製造に用いられ、霧島連山の山麓から豊富に湧出しており、鹿児島特有のシラス台地によって作られた厚いシラス層によって磨かれた清澄な水らしい。
現在でも飲料水や生活用水として重用され、近隣の住民や温泉の入浴客もペットボトルやポリタンクにて持ち帰って愛用されている。
そんな名水が掛け流しとあれば悪いわけがない!季節変動もあるだろうが、蛇口付近は16度ほどで離れた場所は17〜18度くらい。青色のタイル作りの浴槽がまた涼しげである。水深は膝上ほどで大人3名ほどだが、豊富に名水を掛け流してくれる。クリアかつ柔らかい水質は鹿児島の自然と歴史が育んだ名水であり、本当に気分爽快。
この水風呂はとても素晴らしく、一見の価値あり。是非とも訪れて欲しい名店だ。
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