鴨川湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
サウナ:6分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:10分 × 3
水分:湯上りに伊良コーラ200ml瓶
合計:3セット
一言:
錦湯が更地になっていた。建築を勉強していた大学生の頃の夜、京都の友達のバンドを観に遊びに来た時の夜、その後も京都に来るたびに立ち寄り湯していた錦湯が更地になっていた。母と一緒に歩いているときに通りかかって、閉店されたことは知っていたので建物だけでも拝もうかなと思っていたところ、甘かった。少しだけ思い出話をしてその場を後にする。
二言:
今夜の京都は気温12℃、上着を持って来ていないので堪える寒さ。軽く晩御飯を食べた後、京都駅前のホテルに戻る母とは四条駅で一旦別れてひとり北大路駅まで地下鉄で向かう。寒風のなか、「ゆ」のネオンサインを見つけて、路地へ駆け込む。暖簾を潜り、引き戸を開けるとくるりの「かもめはかもめ」がBGMで流れる番台で入湯料をササっと支払う。京都に来たなぁと思う瞬間。
三言:
脱衣所を経て浴場の扉を開けると真ん中に独立したあつ湯、壁際にジェットバス/薬湯/電気風呂、そして脱衣所側に水風呂がある。どことなく錦湯と通じるものがあり、感傷とあつ湯に浸る。
四言:
他の湯を巡りながら、ゆとなみ社銭湯恒例の手書き新聞「鴨川湯だより」をひと通り読み終えたら、いよいよサウナ。入るとしっかりとした熱さ、全面石張り(麦飯石?)の壁の雰囲気、香太くんの良い香り、そしてSAUNAMBIENTと銘打たれたCorneliusのプレイリストBGM。全てが良くて意表を突かれました、今年の個人的ベストサウナ室かも知れないとさえ思いました。発汗も抜群で、6分で出るのがちょうど良い。水風呂もコンパクトながら深くて冷たくて気持ちの良い、錦湯思い出すな🥲
五言:
大満足で3セット終えたら、番台横の椅子で伊良コーラ飲みながら休憩。台風クラブ、東郷清丸、工藤祐次郎…と選曲も素晴らしくてずっといられそうだったけどホテルに戻らなきゃいけないので、お土産を見繕って帰路。寒かった外の風が心地良い冷たさに変わっていて、またひとつ京都の銭湯が好きになりました。
男
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