スパ・アルプス
カプセルホテル - 富山県 富山市
カプセルホテル - 富山県 富山市
雨続きの1週間。私の心もなんだか雨模様。金曜日の朝、出勤のため玄関まで見送りに来てくれたオットに「今日、スパ・アルプスに行ってきていい?」と告げる。「…泊まり?大丈夫?」と驚いた顔をするオットに「うん」と頷き、じゃぁ行ってきますと外に出て扉をしめた。
仕事を終え、家に帰り支度を整える。今日も終始酷い天気のまま。鰤起しの雷も鳴り響いている。一人で行くのは初めて。夜の高速を直走りなんとか到着。駐車場の空いた場所に止め、受付に向かう。宿泊手続きも終え、館内着を持ちロッカーへ。以前訪れたのが1年前の11/15。ガラリと変わったロッカールーム。それだけでテンションが上がる。服を脱ぎ、早速お風呂へと向かう。いつ来ても清潔感溢れる浴室。洗い場で体を洗い、まずはお風呂。とても滑らか。水音だけの静かな世界。十分に余熱をしたら、体を拭いてサウナ室へ。
扉を開けると以前は無かった仄かにアロマのいい香り。一番好きな場所が空いていたのでそこにタオルを敷いて座る。室温90度。時間を気にせずしっかり蒸されたらサウナ室を出る。
汗を流し、ゆっくりと水風呂へ。待っていたこの瞬間。冷たいけれど肌への抵抗が少ないのでずっと入ってしまいそうになる。フレキシブルホースから延々と出てくるアルプスの恵みを飲む。するすると喉を通ってゴクゴクゴクゴクと止まらない。ああ、外から中から冷えていく。
体を拭いて、デッキチェアに寝転ぶ。鼓動の速さでデッキチェアごと揺れているような感覚。慣れない一人運転での緊張が解れたせいだろうか。初めての感覚だった。
2セット目。思わぬチャンスが訪れた。いい風呂の日「熱波祭」
熱波師さんが扉を開け、室温を一旦下げる。その後始まる熱波祭。実は初めて受けたロウリュとアウフグース。21時のアロマはブラックフォレスト。熱波師さんの優しく楽しいお話。身体中を包み込むいい香りと音。華麗に舞うタオルで仰がれ受け取る熱波。本当に幸せな時間でした。
その後の水風呂でも熱波師さんがクールダウンに個々に仰いでくれる。本当に嬉しかったです。そして体を拭いてデッキチェア…夢心地、極楽の世界への扉が開いたようでした。
次は22時からとのことでしたが、女性側食堂が22時でラストオーダーになるため泣く泣く今夜のサウナを終了。
その後の食事、初めてのカプセル泊。明日の朝からのスパ・アルプスを楽しむために興奮しながら就寝しました。
女
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら