大江戸温泉物語 ながやま
ホテル・旅館 - 石川県 加賀市
ホテル・旅館 - 石川県 加賀市
サウナ:8〜12分 × 4
水風呂:1〜2分 × 4
休憩:10分 × 4
合計:4セット
一言:ようやく久しぶりの「ながやま」に来ました。平日ナイター(17時以降)で510円。とってもお得です。
受付を済ませ、ロッカーキーをもらいます。日帰り入浴者はロッカーに荷物を入れるわけですが、相変わらずの開けにくい鍵。ええい何なんだ?これは…開閉させるために毎回数分は格闘する。コツもへったくれもない。毎度ガチャガチャやって偶然ロックできたらOK…(どんなんだ)
なんとか着替えを済ませたら、浴室へ。先客2名。他だーれもいない。体を洗い、まずお風呂。広いお風呂に一人。あー気持ちいい。ノビノビノビ〜として、温まったらさぁサウナです。
サウナ室は10名以上入れるスペースにコロナ禍の現在は5名定員。広々としたサウナ室に先客1名。檜の香り玉がいい香りを出している。室温90度。私の好きな定位置、上段ストーブ対角が空いていたので、そこにタオルを引いて座る。背中にもタオルを当て、壁にもたれかかる。オルゴールBGMが薄くかかっているだけで静かなサウナ室。ジジジジ…と12分計の音が響く。先客が出ていくと私一人の空間の出来上がり。ああ、なんて幸せな時間だろう。
ドライサウナだけど、あまり肌がピリピリしない。いいサウナだ。
サウナ室からでて、かけ水をして水風呂。20度くらいだろう。キンキンではないが、滑らかで入りやすい。気持ち長めに入る。羽衣を壊すように水流を起こしてみたり。
体を拭いたら外気浴。露天風呂へ向かう。いつものベンチ側の露天風呂に珍しくお客様が入っていておしゃべりに興じている…これは困った…。黙浴のポスターが虚しい。
仕方がないのでもう一つの露天風呂の岩にタオルを引いて座る。意外とこれがよかった。柴山潟が一望出来るのだ。今日は無風で気温もあまり低くなく体が冷めにくいのでぼんやりとする時間が長くなる。目が非常に悪く乱視のきつい私の目には街の明かりがまるで花火のように見える。風がないから湖面はまるで鏡のよう。ええ、とにかく綺麗だったのです。
親子連れの会話で「太陽がどんどん近づいてきているからいずれ地球はなくなる」と話しているのが聞こえた。いやいやないやろ…と笑いながらも頭の中で星新一のようなSFのショート・ショートを考えるが、別の濁声のお客さんの話し声で一気にかき消された。
また一人きりのサウナ室へ戻る。繰り返すこと4セット。最後の外気浴でようやく一人になれた。ああ、静かだ。露天風呂の水音しかしない。最後に求めていた静寂がやっと手に入った。
今日も良いサウナでした。黙浴、もっと浸透していって欲しいなぁ…
女
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