Shinichi

2023.09.28

1回目の訪問

連日の飲み会が祟り、単純な重量増にむくみも重なって体が重い。泥のように重い。もう使い物にならない。ということで、平日に午後半休を取得してサウナに行く。初めて、Spa LaQuaに臨んでみる。前から行ってみたかったのだ。

後楽園駅から出てすぐのラクーアの建物。専用エレベータで6階受付へ。平日というのに複数人が受付中。初めてで施設の説明をしてもらってからロッカーへ行く。デジタル式のロッカーキーがありがたい。物理的な鍵のだと、収納してもブラブラと出てくるのが気になっていたんだよな。と細かな点に感謝する。

さて浴場に入ってみる。もはや貴族の施設である。上野・北欧のトゴールの湯も貴族的な雰囲気があるが、スパラクーアの内湯の琥珀色、そしてその広さに感動する。湯船の縁に腰かけて、くつろいでいる皆さまの表情たるや恍惚の極みである。

体を清めて、しばし内湯の寝湯エリアで体を横にする。そのあとにジェットバスで体をほぐす。充分に体を温めたところで初回は高温のオールドログサウナへ。

100℃近い高温だけれども、ヒリつくような感覚ではなく心地よく蒸される。8分ほどして退室、シャワーで汗を流してから名物の高さのある水風呂へ。自然と肩まで17度の水風呂に包まれる。体がここちよく冷える。

外湯と外気浴スペースへ出てみると、運よく東京ドームシティに対面する窓際のととのい椅子が空いている。洗われたメンタルとフィジカルを、夏が去り行く風に晒す。「極楽の余り風」(宮本輝の小説の中にあった表現で、外気浴で風に吹かれていると、よくこの表現を思い出す)に吹かれる。最高である。

しばらくして、からだの「あまみ」も取れたら、外湯のひとつであるミルキーソーダ(炭酸泉・酵素泉)の湯舟を利用してみる。白濁した泉質で、炭酸泉のみの者とは違う、不思議な体の包まれ方である。15分も体をくぐらせていると、額に汗を感じる。

このあと、別のサ室を2つ、合計で3セットを愉しむ。17℃の水風呂のあとに22度のバイブラの利いた水風呂を試してみると、体が思った以上に冷えて、初めての体感だった。

結局2時間半以上、スパラクーアを満喫した。東京ドームシティのジェットコースター(ビッグ・オー)に乗っていて、滑落のスリルを味わう人々の悲鳴を耳にしながら、十分にととのった。遊園地の歓声に包まれる中での外気浴はオツだと思う。

最高だった。残暑の火照りが、サウナの熱とともに体から過ぎていく。もう夏が終わるなぁ、と風流なことを思いながら、ああ、今回も良いサ活だったと幸せを感じることができた。

  • サウナ温度 85℃,80℃,100℃
  • 水風呂温度 22℃,17℃
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