マンダリン オリエンタル 東京 ヒート&ウォーターエリア
ホテル・旅館 - 東京都 中央区 宿泊者限定
ホテル・旅館 - 東京都 中央区 宿泊者限定
日曜日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 16:00 〜 翌 11:50
入泉時間 夜の部 16:40 〜 18:10
入泉時間 朝の部 06:35 〜 07:40
入泉プログラム
夜の部 S (12 × 3) M シャワーのみ
朝の部 S (10 × 2) M シャワーのみ
本日の生ビール ピルスナー4杯 他
本日のツマミ PIZZA DIAVOLA
本日のメイン 〝 フロランタン 〟
月に一度の贅沢サ活に選んだのは、高層ビルが立ち並ぶ日本橋エリアにある、マンダリンオリエンタル東京にあるサウナだ。
チェックインのあと、夕方からのサウナ利用は有料と分かっていながらもスパへと向かった。ふかふかのスリッパに履き替えてエレベーターで37階へ上がり、スパ専用の受付で名前を書いていざ浴室へ。まずは立ちシャワーで全身を清めてから、誰もいないサウナに毛布ほど厚手のバスタオルを持ち込んだ。さほど熱くはないサ室で寝転びながら、東京タワーや富士山をバックに贅沢なひとときを過ごす。
水風呂は無いので冷たいシャワーを浴びてクールダウンした後は、体温ほどの〝ヴァイタリティバス〟に入り、ぬるま湯ととのい。誰も追ってこないサウナを独り占めしていると、3セット目の前にインド人男性が入ってきた。ここは日本男児たるもの〝蒸し道精神〟を見せねばならず、寝転がるのをやめて姿勢正しく座り直した。その男性はあまりサウナの経験がないのか戸惑っていたので、タオルの場所やサウナ後のシャワーのマナーをレクチャーした。
サ室内で話を聞いてみると、彼はインドの宝石商で今回はダイヤモンドの大きな取引きがあり日本を訪れていると言っていた。その後もジェットバスのボタンの位置やアメニティの種類などを教えてあげると、脱衣所で着替えている時にポケットから小さな袋を取り出し私にくれた。日本のブラザーへのお礼と言って手渡してくれたが、小袋の中には2ct はあると思われる大粒のダイヤが入っていた。あまりに美しい輝きがまぶしいと思った瞬間に、部屋のベッドの上で目が覚めた。どうやら夢だったようだ。
確かに宝石商のインド人男性とサウナで会話をしたまでは現実なのだが、その後にホテル内のピッツァバーで飲み過ぎて眠ったらしい。現実に戻り我に帰ると朝ウナを満喫してから、ホテルの朝食の中でも人気メニューでもある〝ポーチドエッグのフロランタン〟を楽しんだ。
〝フロ〟の中の夢はまるで〝ランタン〟の灯りのように儚いと知った日本橋の朝だった。
男
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