薬師湯
銭湯 - 東京都 墨田区
銭湯 - 東京都 墨田区
蔵前で打ち合わせが終わったので、というか狙って夕方アポを入れていた。大黒湯かこちらかの二択である。どちらもよさそうなので、日替わり湯情報を見てみると、前者はハトムギ、後者は夜来香、熱い麦茶より色気だ!とこちらに決定。
蔵前から余裕の表情で歩いて23分。途中、塩パン専門店やスカイツリーに励まされながら、強風吹き荒れる中をてくてく。ちなみに塩パン、お客さんが詰め掛けていて常に焼きたてらしく、1つ税込100円なのにめちゃくちゃ美味しいので、パン好きの向きは是非。
寒い日は銭湯だ!薬師湯に到着し、あ!三兄弟の長男氏だ!と思いながら回数券とサウナ代200円を支払い、バスタオルを受け取り、脱衣所ロッカーキーを選ぶ。脱衣所はですね、昭和系でマッサージが4台、御釜ドライヤー1台、なぜか室内サイクル、ベンチいろいろと所狭し系である。所広しよりは断然所狭しでしょう。知らんけど。
浴室は左から、本日の決め手の日替わり湯、奥にシャワー、水風呂、戻ってきたらサウナ、洗い場と大変シンプル。日替わり湯はどんだけ粉入れたんだってくらい、濃い。学校のプールに同量の粉入れたら、きっと退学になるレベル。高校を留年した私がいうのだから、間違いない。
ちょっとびっくりする深さのマッサージ2席、ひろーいお風呂といずれも赤紫色だ。どれだけ濃いかというと、ゆかりをケロリン桶に3杯くらい入れたんじゃないかくらい、濃いと思われる。夜来香、香りもよい。昔、高田馬場に同名の中華居酒屋があり飲み食べ放題で2000円くらいだったのだが、どうやりくりしていたのだろう。案の定、もう無いお店なのだけれど。
お風呂は一湯入魂のようだが、壁一面の聖闘士セントー、100種を下らないといわれる日替わり湯メニュー、店主のコラムなどの読み物でゆったり入りたくなる。
20:30には入浴剤足しもあり、入浴中なら手のひらに乗せてくれて超濃厚を堪能できちゃう。手のひらは濃ゆい粉でぴりぴりする。
その足で、サ室へ。歌謡曲がしっかりとしたボリュームで流れ、檜っぽい匂いでいい具合。木の匂いにはいまいち鼻がきかないのです。マットは一切ないので、バスタオルを巻いてじりじり追い詰められる熱さが心地よい。ロッカーキーも8分も経てばアチアチに。セット折り返しで独占だったサ室に常連さん登場。久しぶりのおしゃべりも楽しかった。最近は一見さんも多いそうで、賑やかだとのこと。ここは本当に地域の宝だわ。近くにあったら通ってる。
残念ながら我が家までは70分ほどかかるので、また楽しみな日替わり湯の時にお邪魔しようっと。
サウナ:8分 × 6
水風呂:1分 × 6
休憩:5分 × 6
合計:6セット
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら