Flavor of the Mon湯

2019.11.30

1回目の訪問

京都出張、狙うは「ルーマプラザ」一択。宿泊予約の電話を入れる。誰も出ない。もう一度、かける。誰も出ない。「もう一度おかけ直しください」の自動音声が虚しく耳の奥に響くだけ。これはもしや、カプセル満員御礼状態の証……。

24時を過ぎ、大澤誉志幸ばりに途方に暮れながら京都の街をふらつく。宿泊できなくとも、サ室で一泊すればいいじゃないか精神で、ものの試しでもう一度電話をすると、「先ほどキャンセルのお客様が出まして、本来であれば24時で受付終了ですが、お近くにいらっしゃるようでしたら確保いたします」——神!

ロッカールーム(床が畳)で館内着に衣装替えし、即、浴場へ。体を洗浄し、いざサ室。入口にはマットやビート板でもなく、パンツが山積み。窓からサ室を覗くと、8割の人たちがパンツァー状態。ボーイズ&パンツァー。いや、ほぼおっさんだけど(自分含む)。

清潔感あふれるサ室は、ゆうに数十人は座れる大座敷。室温はそこまで高くないのに、定期的に噴射されるオートロウリュで、みるみるうちに汗が噴き出す。穿いたパンツが豪快におもらししちゃいました級に。

そして水風呂、ちべたくてキモチー! 水風呂を出た右手には大理石風休憩スペース長椅子、サ室前にととの椅子が2脚あり、代わる代わるで瞑想。脱衣所には給水所があって、しかも「水素水」ときたもんだ。まさか祇園のサウナにも藤原紀香の魔の手が……と思うも、水素水うめぇ! ちょっと紀香にジェラスるくらい。そして6階には塩サウナと露天風呂。これは明日のご褒美にしよう。就寝。

9時起床。人生初の朝ウナ。心拍数MAX。サ室フロアに移動しようとしたら「9時20分から浴場とサウナの清掃に入りますさかい」とフロント女子。ちょ、まてよ。俺の朝ウナ心拍数返して!!

けど、あと10分あるし……。急いで館内着を脱ぎ捨て、パンツァーでサ室IN。あっという間の10分弱。たった1セット……。

【回想】これは明日のご褒美にしよう。

思い出す。6階も掃除なのか!? 確認すると、露天風呂と塩サウナは清掃対象外。……神!

塩サにINし、トントンと表面にのせる。すると隣に座っていたアニキが「背中、塗りはりますか?」と。「……有料オプション?」とか思ったら、壁には「塩が塗れないところは互いに塗ってさしあげましょう」の貼り紙。なんというホスピタリティ! 東京にはこういうあったかみ、ないよね。

じっくり塩サって、ビルの最上階で素っ裸で外気浴る。なんて大自然に迷い込んでしまったのだろう。とりあえず、控えめに言っても、神じゃないか。

ありがとう「ルーマプラザ」。必ずまた来ます。

Flavor of the Mon湯さんのサウナ&カプセルホテル ルーマプラザのサ活写真

  • サウナ温度 86℃
  • 水風呂温度 16℃
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