サウナ東京 (Sauna Tokyo)
温浴施設 - 東京都 港区
温浴施設 - 東京都 港区
5セット。
名前がデカすぎる……。が、間違いなくその名に恥じないクオリティの施設だったと言えよう。
極地や到達点とまで断言しないが、サウナ体験環境のノウハウや叡智を一挙にアウトプットした結晶体とは言って差し支え無いだろう。
まず入場が流れるようにスムーズ。靴鍵を取ってセンサーをタッチして即入場。フロントでのあれこれは一切ない。いざ尋常に。
セルフロウリュケロサウナ(以下正式名称割愛)
横長タイプで壁と壁の距離が近く、温度計も110度近くまで登っており、しっかりとしたウェット感で無事蒸される。ケルケスストーンにウォーターは熱湯で、流石ケロ材の保温効果といったところだろうか。目安の砂時計はやや長めか。
メインのデカサ室は中央にiki鎮座の取り囲む広々スタイルで最近の新設サウナによく見る設計だ。素の温度は体感90度程のしっとり具合でバチバチ系ではない。恐らくアウフグースや30分毎のロウリュを見越してのチューニングか。オートでは噴射中と直後は特に変わりないが1〜2分経った辺りからしっかり目の熱波が地味に押し寄せてくる。自動で室内のCO2濃度を検出して換気によって新鮮な空気を入れてるらしい。
昭和遠赤
名前の通り。コンセプト系のサ室は中々おもしろいw マジでシンプルにカラカラのスーパードライに振ったセッティングで、肌にヒリヒリと直接刺すような昭和ストロング系特有の輻射熱がストレートに来る。痛い。
ミスト
すいません、ここ呼吸の仕方が理解かりません。初見殺しされたのしきじの薬草ボナ以来でした。
瞑想サウナ
仕切り+木組みのベンチが設置。背もたれに預けつつ、かなり湿潤としたウェット感で体感割と熱い。地味にボナサウナである。このシチュエーション珍しいし関西にマジで1つ欲しすぎる!
水風呂は10/15/20~ に分かれており選択肢がありがたい。それぞれ激チラー/備長炭/バイブラのセッティング。
冷風室?的なペンギン系の部屋あり
大東洋やサウナセンターみたいなキンキンビュービュースタイルではなく、秋口の外気浴くらいの涼しさで寒くなく丁度いい。
そして恐らく名物(?)のアディロンダック大量展開休憩室へ。
サウニングという肉体に実直な外的活動のもつ有機性と、休憩室の効率をこれでもかとシステマタイズさせた無機性が交錯した空間で、アディロンがずらりと並ぶ景色は壮観である。座面低くて傾斜深いタイプのアディロン。その他畳寝転びに加え、500円でポカリ&デトックスウォーター飲み放題の粋なサービスも。混ぜてデトポなるドリンクがあるらしい。
長くなったが、おもしれえ!天晴れ。
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