KURA:SAUNA IBARAKI
プライベートサウナ - 茨城県 結城市 事前予約制
プライベートサウナ - 茨城県 結城市 事前予約制
その名の通り、築90年を超える旧呉服店の庭に佇む蔵をリノベーションして生まれたサウナ。
「ここが入り口?」というような秘密の扉を開けると、そこに驚きの空間が。
シンボルのような木をセンターに、左に蔵が佇み、右にインフィニティチェアが並び、奥にある大きな樽には水が注ぎ込まれている。柔らかな人工芝がまた美しい。
おばあちゃん家の裏庭のようなスペースに、見事なプライベート空間が生み出せれていました。
「会津屋呉服店」屋号が書かれた看板が目を惹く一階が更衣室。蔵ならではの素敵な扉で、もう着替えるだけでワクワクしてしまう。
肝心のサウナは、なんと二階!
「めちゃくちゃ頑張ってサウナストーブを運びました」とスタッフさん。
急な階段を上がり、重たい鉄扉を開けると…窓から差し込む光が美しいシンプルなスペースに、ストーンがぎっしり詰められたモキのストーブがドシンと鎮座していた。
ガンガンに薪を炊いてくれていたのか、かなり熱々のセッティング。温度計を見ると84℃を指していたが、いやいや体感は100℃超え。すごくパワフル。あっという間に汗が吹き出した。
座る場所は丸椅子が基本で、自分の好みの場所に自由に動かせるスタイル。奥には1mくらいの高さの特別席(定員3人かな)があり、ここにあぐらで座るか寝転ぶのがベストの楽しみ方か。
セルフロウリュをして特別席に座れば、くぅぅと思わず声が出ちゃいます。
身体の芯まで温まったら、水風呂へ。
そのためには階段を降りて庭に出なければならないので、フラフラになっている時は注意が必要。あ、サウナから出るときに頭をぶつけないようにするのも要注意(笑)。
水風呂は2人入れる大きな樽。地元の老舗味噌屋の仕込樽を使用しているようで、これがまた風情があってよかった。
井戸から汲み上げられた水は、鬼怒川の伏流水で体感温度16-17℃ほど。水温も水質もバッチリでずっと入っていたくなるタイプ。
水が豪快に掛け流されていて、そこの下に潜り込んで脳天に浴びせかけると、これがもう最高で。「水風呂ってやっぱすげーいいな!」を実感できる素晴らしい水風呂でした。
外気浴はお庭の木の下で。
コールマンのインフィニティチェアに身を委ね、目をつぶって脱力しているとぐわんぐわんと宇宙遊泳。目を開けば青空、煙突、緑。チルなBGMに水の流れる音。完璧でした。
「蔵をサウナにしちゃいました、みたいなコンセプトだけのサウナだったら嫌だなあ」なんてちょっと心配しながら来ましたが、なんてこった、想像を遥かに超えちゃいましたよ。
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