湯の泉 東名厚木健康センター
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
気付いたことがいくつかある。
そのうちいくつかは実は知っていたのに
気付かないふりをしていただけかもしれない。
東名下り方面への出張から
車で横浜へ帰ってくる時の定番コース化
しているAKC。
昨日から一緒に出張だった先輩と同僚と
夜21時くらいに到着。
3月から実施しているという
22時30分からの「静寂のロウリュ」に
少し時間があったので
入館前に腹ごしらえ。
頃合いを見て入館。
受付で靴箱のキーを預けるサウナは多いのだけど
「来たな」感(逃げられない感?笑)
が強まってテンション上がる。
早速洗い場へ。
ちなみに一番端の水道&シャワーは水圧弱めです。
身体を清めおわり、まず「薬湯」
最近薬湯がいい。
このくさい感じとチンピリ感が
まさに効能泉的な気分になる。
薬湯のあとは一度シャワーで身体を流し
いざサウナ室へ。
静寂まであと15分くらいあったので
軽めに1セット。
温度、湿度、気圧、明度、
やはり厚木も素晴らしい。
程なくして熱波Tを纏った店長(だったはず)
が現れる。
浴室のお客さんにやさしくアナウンス。
サ室のお客さんにもアナウンス。
「決まりはありません」
「特別なことはしません」
「一週間の終わりに」
「いつものサウナ室の延長で楽しんでください」
その口調も静寂へと導く
優しさに満ちた語りだった。
ロウリュがはじまる
タオルが熱気をサウナ室全体へと運ぶ。
店長は背中にも目があるのか
背面から的確な熱風が心地よい程度に送られてくる。
熱く蒸された身体を
15℃の水風呂で冷ます。
外気で休憩する。
店長は赤い団扇を両手に休憩している
皆に風を、…あれは風だったのか
あの空間、時間に練り上げられた
空気を皆にわけ隔てなく団扇で扇いでいる。
それも最良のタイミングで。
久々に恍惚感。
熱いはずなのに鳥肌がたつ。
なんて気持ちが良いんだ。
ちょっと泣きそうになった。
素晴らしい施設はたくさんあるし
楽しみかたも人それぞれ
しかし、「お客さんを気持ち良くさせたい」
という精神と技術をこんなに自由に
享受出来る施設はなかなかないのでは。
厚木健康センター、店長(だと思う)
ありがとうございました。
気付いたことがいくつかある。
そのうちいくつかは実は知っていたのに
気付かないふりをしていただけかもしれない。
サウナへ行く直前に
お腹一杯になってはいけない。
男
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