Tetsuya. A

2022.10.07

232回目の訪問

朝イチの水風呂24℃…。どういうことやねん!?

サウナ用マットに水風呂の水をかけた時に、水のヌルさに驚いた…。
サウナに入るとご常連たち全員が一斉にボクを見る。
は、恥ずかしい…。

「ヌルいだろ?」「な、ひどいよな…」と、何人かのご常連。

「はい、ヌルいですね。びっくりしました」と、ボク。

「だいたい休み明けは何かポカしてんだよな…」と、最上段一番奥のムッシュだ。

気遣いのおじさんが、「これじゃあ楽しみ半減、いや半分以下だ。ちとフロントに文句言ってくらあ」と出ていった。

何人かのご常連がムッシュに「昔は毎日のようにフロントに何かと文句言ってたのに、今日は良いんですか?丸くなったんですか?」

「いやいや、文句言ったって何も変わらないからね。文句言うだけ無駄だし、損だなあと思うようになったのよ」とムッシュ。

深い話だなあ。詳しく聴きたいなあと心の中で思った。
ムッシュは、たまの発言が深いといつもボクは思っている。心の中で。


気遣いのおじさんが、戻って「昨日の定休日に機械を新しくしたらしいんだよね。そのせいじゃないか?って言うから、今すぐに直してくれって言ったんだけどさ。わかる人が今いないっていうんだよ…。参ったなあ」

ムッシュが「一番水風呂いただきます」と言って出ていった。

朝イチのご常連はムッシュには一人で水風呂に入れてあげようという暗黙の了解みたいなものがあり、ムッシュがサウナに戻るまで誰も出ていかない。

今日は全然戻ってこない。全然だ。

「いやいや、あんなにヌルいんじゃあ、いつまで経っても水風呂から出られないよ。誰かプレッシャー与えてよ」とみんなの視線がしばらく交錯した。

そしてやっとムッシュが戻ってきた。

「いやあ、これじゃあ全然身体が冷えないよ。サウナ入っても暑いだけだよ…」

他のご常連たちもそれぞれ水風呂行っちゃあ、「冷えないなあ。これじゃあ、サウナで疲れちゃうよ」と繰り返すだけだ。

何度目かで、気遣いのおじさんがまたフロントに言いにいった。

「直しに来るまで機械(ボク注:チラー(冷却水循環装置))のところで待つって言ったら、マニュアルみたいの持って来たよ。これからなんとかしてくれるみたい」と気遣いのおじさん。

ボクも 3セット目だ。さすがに今日は汗が良く出る。身体が冷えないせいか?
のぼせないように気を付けよう。

ボクはそのあとジムに行ったが、気遣いのおじさんたちとフロントのスタッフとの戦いはどうなったんだろうか。

明日が楽しみだ。

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