【閉店】ウェルビー名駅
カプセルホテル - 愛知県 名古屋市
カプセルホテル - 愛知県 名古屋市
最初に来たのは多分2016年。元々風呂は好きでスーパー銭湯にはよく行ってましたが、サウナは汗がでて何か気持ちいいくらいの印象。さほど重要なものではありませんでした。
ある日、風呂に行こうと思いつつも自転車で15分の喜多の湯は面倒だと思っていた時に、家から一番近くにあったここに来てみたのがサウナ施設の初体験。その時は、正直よくわかりませんでした。ロッカーのパンツやスーパー銭湯と比べてあまりに狭い浴室に戸惑い、森のサウナは入り方わからずドア開けて即退散。何をしていいかわからず悔しく思ってたところに浴室で見つけたのがサ道のポスター。サウナに何か特別なことがあるのか?、と興味を持って大使の本と漫画を買いました。これが自分の中でのサウナの始まり。
そこからは魅力を知るために通い詰め、いつの間にかサウナの虜に。土日両方行くこともざらにあったし、消毒後のメンバーズデーは欠かさず利用。信じられないかもしれませんが、昔は休日、特に午前中はガラガラで森のサウナほぼ貸し切りだったんですよ。中でも日曜日は本当によく来ました。
15:00前後に入館、まずは1セッション。漫画読んでダラダラしてからサウナヨガを1時間。その後のヴィヒタロウリュを受けてサウナはフィニッシュして晩酌。名駅店の食堂は昭和の匂いがしていい雰囲気なんですよね。ここのが3店で一番好きでした。その後も漫画読んでさらにダラダラして日付変わるくらいに風呂に入って帰宅。ととのいすぎて翌日寝坊することもしばしばありました。この過ごし方、何回やっただろうな。
この時は仕事もプライベートもイマイチで気が晴れない日が多かったです。趣味の飲み歩きもちょっと度が過ぎてました。今思えばサウナにハマるのも必然ですね。ダウナーな気分の僕が立ち止まってものを考えられるようになったのはサウナのおかげ、名駅店のおかげ。あれから7年経って、今や結婚して子どももできました。あの頃の自分からは想像もできないだろうな。
最後だと思って入ってたら、あんまり記憶がなかった当時のことが鮮明に蘇ってきて、ととのうどころじゃなくなってしまいました。栄に浮気したり引っ越したりで少し足が遠のいてたところ、ボウリングでもらった無料券をきっかけに魅力を再発見し始めた矢先の閉店。コンパクトな森のサウナも、3店で一番広い水風呂も、少し古い内装も、食堂の雰囲気も、サウナ水も、ピルティスウェアも全部が大好きでした。最後になって自分が思ってた以上に大切な場所だったことに気付いてしまって、感謝があふれると同時に、寂しくてたまらない。
ウェルビー名駅は今の自分を作った大切な存在です。感謝してもしきれない。今まで本当にありがとう。一生忘れません。
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