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改良湯

銭湯 - 東京都渋谷区

サウ山

2022.02.27

1回目の訪問

銭湯界の帝王

「はい、優勝です。優勝しました。」

1セットを終えた私から自然と声が漏れた。いや、黙浴なので、正確には心の中で声が漏れた。
2018年に改良された改良湯だが、先日さらに改良されて戻ってきた。第三形態。ドラゴンボールのフリーザでいえばあまり大した事は無かった第三形態だが、改良湯はどうだろう。
勿論サウナ界隈ではざわついている真っ只中。
これは行くしか無い、という事で行ってきました。

結果は、冒頭に申し上げた通り。
銭湯グランプリ(S1)という物があったら優勝するであろう。
改装の目的の一つ「サウナでお客さんを待たせない」という事から、一度に14人ほど入れる、銭湯では中々見れない収容人数の先室。
どこに座ってもしっかり熱が回っている。
オートローリュウは、真っ暗なサ質からサウナストーンが突如ライトで照らされ、ローリュウのショータイムのよう。
瞑想してる人もその時は皆顔を上げて蒸発されるローリュウをじっと見る。
極めつけはゲリラアウフ。
巨大団扇を持ったスタッフさんが入ってきて、丁寧に仰いでくれる。これはスタッフさんの好意でやってるとのことで、来たらラッキー的な感じ。

スタッフさんのアウフ熱波も手伝い、10分も持たずに大量の汗で退散。
水風呂は相変わらず冷え冷え。
そして外気浴。外の景色は見えないが、外に面しているのでしっかり外気を感じることが出来る。　8脚のチェアーベットも壮観。

ここは銭湯か。
私が民間の温浴施設を経営してたらたまったもんじゃ無い。
宇宙の帝王。これはフリーザのドラゴンボールでの定義だが、ここ黄金湯は銭湯の帝王という所だろうか。いや、違うか。

これからも帝王の第四携帯、第五形態と進化を見届けていきたい。