COCOFURO たかの湯
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
#112 感想:S+
連続の訪問。実は前回傘を置き忘れてしまい、取りに行くついでに入浴を。このような活動は早い時間の方が良いので、開店後まもなく到着。早起きのお客様が多いようで、シャキッとした雰囲気が心地よい。
浴槽・水風呂・外気浴を2回繰り返したのちにサ室ルーチンへ。刺激は段々と強くしていくのが良いようであります。
今回改めて感心したのが、清めカランの数設定。温冷交代浴をお客様がする前提で考えると、カランの使用回数は1回。温水層・水風呂・サウナ・ととのい椅子は複数回利用。この動線を考えるとカランは少なめでよく、行動動線を現場できちんと確認されて、設計者にその意向をきちんと伝えて施工に至ったことが理解できる。
昔は銭湯と言えば清め×1⇒浴槽(長湯の人は複数回)という滞在時間数が短い方が大半であったという想いに至っております。一方で、現在は2時間・3時間と滞在するお客様が珍しくなく、明らかにカランのスペースが遊びになってしまっている感の施設が多いと感じます。
これからの潮流になっていくであろうことは間違いないと思います。
中々サ室の背中焙りには馴れない次第ですが、3セット目の中森明菜さん「Desire」は気分が盛り上がりました。個人的には入って一番手前の涼しい席が一番心地よいです。3セット中2セットにおいてキープできたのはラッキーでした(^^)/
水風呂について。冷ための設定であります。サ室がロウリュで一気に熱くなる設定なので、身体が十分に温まっていない状況で入るため、すぐに出たくなります。経営観点からの回転数アップには貢献するのでしょうが、お客様満足を考えるならばサ室の設定をマイルドにするか、水風呂の設定をマイルドにして戴きたいですね。
サ室の上段は修業的な環境ですので、もう少しお客様が滞在できるような(例えば上段6分・中段8分・下段10分)などのモデルを探究していただきたいなと思うひと時です。
経営学的観点を少々述べてしまいました。帰り際に傘を無事に受け取りましたが、そのすぐ後の刹那、立ち寄った飲食店に置き忘れるという晴れの一日でありました(笑)
歩いた距離 1km
男
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