亜寺幌栖

2020.12.05

1回目の訪問

サ 7分、5分、7分
サ飯 肉玉ライス、葱塩豆腐
サ 10分、7分

 その知らせは、青天の霹靂と言うには大袈裟だが、亜寺の体に電撃が走ったのは確かだった。いや電気風呂ではなく。
 湯の泉相模健康センターが来年1月17日をもって閉店するというのである。
 草加の方は何回かお世話になって会員カードを作ったが、せっかくだし他の2店舗にもいつか行こうと思っていた。新型コロナの流行でちょっと出掛けにくくなってしまったが、まあまだ営業はするだろうと思っていたのだ。
 いつかは夢と消え、閉店のお知らせが突き付けられた今、外出自粛要請を破ってまで行くかどうか迷った。しかし結果として、雨の中電車で3時間かけて健康センターの入口をくぐったのだった。

 浴槽は電子ジャグジー、白湯、スーパージェット、湯の泉おなじみの効仙薬湯、草加と違い屋内にあるバイブラ水風呂、屋外にはこれも湯の泉おなじみの草津の湯、そして他ではあまり見ない温灸がある。
 この温灸、体の側面に温かく細かい水鉄砲が無数に当たって血行を良くし、肩こり腰痛に効くらしい。正直よく分からなかった。
 草加の1.8倍くらい広い効仙薬湯はやはりチンビリだし、草津はアツアツで程よく温まった。白湯のタイルが青っぽいので最初水風呂かと思った。

 サウナに入ると、左手はL字型の2段ひな壇、右手はストーブやテレビのある壁に向かって下がっていく2段の、少し変わった構造になっている。入り口すぐ左に積まれているサウナマットを取り尻に敷いて蒸される。
 最初ちょっとぬるいかなと思ったが、すぐに熱さが覆いかぶさってくる。汗がとめどなく出てくる。マットを捨て水風呂へ。上がってすぐそばのベンチで休むと、フヮ〜とととのう。これよこれよとさらに2回繰り返し、オールでととのった。

 年齢層はシニアの方が多かったが、若者もそれなりにいて、まだまだ営業できそうではあるが、コロナ前の純烈ブームのときと比べると、だいぶ減ったのかもしれない。ソーシャルディスタンスとはいえ休憩室ガラガラだったし。
 新型コロナウイルス流行による業務縮小とは書かず、借地権終了による閉店なのでもしかしたら別の場所で再開ということもあるのだろうか。いやそう信じたい。
 そしてイキタイサウナは行けるうちに行っておけ、ということも実感した。いやこれはサウナに限らないな。

亜寺幌栖さんの湯の泉 相模健康センターのサ活写真
亜寺幌栖さんの湯の泉 相模健康センターのサ活写真
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