地図からサウナが探せる！

サウナ東京 (Sauna Tokyo)

温浴施設 - 東京都港区

Y.U.

2023.05.25

1回目の訪問

色々な評判も参考にしつつ肌で感じねば、と思い初訪問。
結論、自分にはハマりきらずリラックスするために行く施設ではないと感じた。

#受付&洗い場
受付してから同じ番号のロッカーを使うスタイルで、脱衣所が畳敷きで和を感じる面白い作り。アメニティのこだわりは感じる。

#1階洗い場&炭酸泉
おそらく直近でサウナ施設に行き慣れている人であればあるほど、煩さを感じるレベルで騒がしい。
会話OKなのは施設のルールとして、ビルイン故に天井が高くない構造が煩さを増幅していたか。
(わざわざ会話OKと書いてるのもどうなのかなと)

座る洗い場は立ち上がると高確率で頭をぶつけるのも若干気になるところ。
これもビルイン施設ゆえか。
アメニティは充実。

#サウナ
5つあるサウナの内、4つを体験。
最も大きいサウナは上段と下段で温度差を感じるオールマイティ向けのサウナ。換気の良さがウリとのこと。
セルフロウリュ出来るサウナはケロ材を使ったサウナで温度と湿度がちょうどいい。
昭和風のサウナはホントにカラカラの熱いサウナ。これがいい。(ある意味ここが唯一にして一番リラックスできた)
最後にスチームサウナ。想像以上のスチームで、お風呂のふちに座りながら、お風呂に浸かりながら等楽しみ方が色々あった。

#水風呂
3種類の水風呂は色々なニーズを満たす作り。最も冷たい水風呂は混雑のせいか10℃程だったがシングル好きにはちょうどいい。
15℃の中温水風呂は広々していて深さもちょうどいい。

#休憩スペース
かなりの椅子と畳敷きの横になれるスペースで、混雑さを感じない。
ドリンクカウンターがあり、冷たい飲み物をその場で飲めるスタイルは神戸サウナを思い出した。
ただ、この空間が何よりも落ち着けなかった。1階とは異なり黙浴スペースのため静かではある。
黒を貴重とした造り、天井高、椅子の向き。気になる点を洗い出した中で友人と出した答えは、皆のマインドが同じ方向を向きすぎていると感じたことでは、と一旦の結論を迎えた。

#総論
サウナ施設として、ハードの面でこだわりが随所に見ることが出来るのは素晴らしい。
サウナ好きな方が作り、好きなものをどうやったら詰めこむことが出来るかを感じることができた。
ただ、それがサウナや温浴施設本来の目的であるリラックスに繋がっているかの点で、個人的には合点いかなかった。
近年のサウナブームの流れの中で、スペックを重視する方にはハマるのだろうと思いつつ、訪問後に想起される感覚の中でエモーショナルなポイントがそれほど見つからなかった。
これからのこの施設の行く末が気になるところ。