フィットネスクラブ アトリオドゥーエ二子玉川
スポーツジム - 東京都 世田谷区 会員のみ
スポーツジム - 東京都 世田谷区 会員のみ
サウナ:12分 × 6
水風呂:5分 + 3分×5
休憩:2分 × 6
合計:6セット
一言:「歌舞伎町でプチぼったくりにあったこと、締めに家系ラーメン大量ニンニク投入したこと、週明け上司に詰められること、すべて「汗」にながす...涙も添えて」
「きょう、どこのサウナ訪れようか...」
若干二日酔いの小生、調べる思考力も衰えている。このケース、近場の三軒茶屋「駒の湯」になるのだが時刻は13:30。まだ銭湯は開いてない。
「昨日は散財したし、タダのとこ行くか。」
アトリオドゥーエ二子玉川、それは小生のホームサウナである。
いわゆるジムサウナであり、ロウリュはない。ただ過去レビューにあるがここは
「灼熱熱帯系サウナ」で自分を追い込める。
気付けば小生はサ室にいた。
午後14時を時計の針が示そうとしている。
普段は仕事帰りにサクッと使う程度で、あまり「トトノイ」が生じない。
「今日はたっぷり「家」でくつろぐ」
そんな思いを馳せてセットを刻む。
2セット目の水風呂。
通常小生の中で2セット目は
「華の2区」であり、
水風呂の入力時間も5分と設定する。
3分経過。カラダが脱力していく。
今まで自律神経で抑制していた悪い「膿」が体中を襲う...
あぁ、歌舞伎町でプチぼったに遭ったこと...
家系にニンニク入れすぎて腹崩したこと...
週明け上司に怒られること...
先輩にやらなくてもいい仕事を振られること...
残業が増えること...
「なんてボクは哀れな人間なんだ。」
しかし脱力が進むにつれ、局面が変わる。
だんだん哀れなキモチがどこか向こう側へ飛んべゆく。
「もっと向こう側へゆきたい......」
そこから自分を追い詰めるかのようにサウナから水風呂のループを繰り返す。
まるで自分を傷つけるかのように。
6セットが終わった。
時刻は15:30を過ぎている。
「自分の膿はすべて吐き出せた気がする」
確かセット半ば、サ室で色んな気持ちがはせて目頭が熱くなった。
ただ汗と共に自然に流れ落ち、周りにも気づかれない。
「我がホームサウナ、ありがとう。」
そう心の中で呟いた中、鏡で自分の顔をみた。
「明日からまた頑張ろう。」
髪をかきあげられた小生の顔は、
「膿」が抜け、この1週間を闘う決意の表情をしていた。[完]
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