高温サウナタイマー

2024.04.18

1回目の訪問

ホテルをチェックアウトして、後は東京へ戻るだけ。そんなわけあるか。富山まで来てスパ・アルプスに行かずに帰れるものか。

 電鉄富山駅から大泉駅まで電車に乗りそこからトコトコと徒歩10分程。自称北陸サウナの聖地スパ・アルプスがドンと構える。平日日中でも駐車場には多くの車が停まっている。入口には聖地の聖地たる所以、天然水をそのまま水風呂に使っています、という表記。

 他の聖地のようにサウナが二つ三つあるわけでもない。一つのサウナで一本勝負する強さ。しかしこれがスパ・アルプスである。

 サウナ室は球場のスタンドのような四段に重なる雛壇、その中央にサウナストーンが鎮座。ロウリュタイプで一定時間にミストがふりかかる。

 室温92℃、でもドライサウナじゃないから少し長めでもしっかり入っていられる。

 ではスパ・アルプスの水風呂へ。天然水ということで飲めますし頭から打たせ湯のように被れます。汗を流して自然由来の冷たさに浸る。澄んだ水の味わいと脳天に突き刺さる冷たい水がたまらない。こういうここでしか味わえぬ体験こそが聖地なのであろう。

 外気浴はスペースが小さいがしっかり備わっている。サンダルは四つ、狭い壁とガラスの合間を縫うようにチェアにたどり着き腰を下ろす。深呼吸。体に空気が染み渡る。

 サウナ、水風呂、外気浴。そのどれもが刺々しくない優しさを味わえる。一つ一つのサウナの楽しさをもう一度味あわせてくれたサウナ旅に心からの感謝を。

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