スパ・アルプス
カプセルホテル - 富山県 富山市
カプセルホテル - 富山県 富山市
北陸の雄・スパアルプスへ見参。
朝6時に到着し入館する。下駄箱はもちろん37番。1000円分の食事券付き2500円コースがコスパ良いのでオススメ。
眠気や疲労が溜まっていたので寝転がりたい気分だったが、この負担を無駄にしないために服を脱ぎ捨て浴場へ向かう。初見、水風呂のポジを勘違いする人が多そう。サウナの隣にあるのが風呂で、悠々とした広さに細い滝壺を構えているのが水風呂。
身体を洗いサウナへ入る。中央に尋常じゃない量のストーンを挟み、3段構えでキャパ20人といったところ。サ室の温度は、朝は95°Cだったのに対し夜は91℃まで落ちていたので、時間帯によって変わりそう。湿度の調整が絶妙なのか、息苦しい熱さを感じさせないまま汗が流々と落ちていく。もう一点驚いたのは、私語OKの雰囲気だったこと。感染対策としてはグレーなのだろうが、来室者が皆和気藹々と喋っているサウナは新鮮だった。
水風呂は17°Cほど?さすがにアルプスと冠についているだけあり、水質はしきじを思わせるような滑らかさを誇る。この滝が脳天直撃した瞬間、すべての煩悩が消し飛んでいった。椅子は外気浴スペースに4脚。富山の透き通った空気を吸い込み、朝の曙光に照らされていると、生まれ変わったような心持ちになる。あまみの広がった身体を眺めつつ、頭から垂れる水滴の重みを感じ取った。これぞ至福の時間。
風呂を出た後、休憩スペースでいったん睡眠を挟む。毛布の質が良く、快適に眠れた。ランチにカツオの漬け丼を頼み、一服後には念願のサウナ麻雀。無料で雀卓を使用できるのだ。まさかサウナドリンクを飲みながら麻雀できる日が来るとは。
夜はもちろんロウリュ。ほうじ茶のフレーバーは初体験だったが、非常にリラックスできる香り。団扇で5回仰ぐループを3周行い、追加でおかわり1回。その後の整いはサウナ人生トップ3に入る快楽だったかも。理由はわからないが、ここのサウナは整いの持続時間が非常に長いのだ。
夜飯は富山ブラックを啜り、心も体も満たされた状態で入眠した。翌朝最後にサウナ締めを行い、11時にチェックアウト。大満足。サウナの満足度は水風呂の水質に比例しているという自説を確信に変えてくれるサウナだった。また来たい。
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