竹の湯
銭湯 - 東京都 新宿区
銭湯 - 東京都 新宿区
印象鮮烈、竹の湯。
神楽坂駅と江戸川橋駅の間の印刷所の多いエリアに竹の湯はある。
サウナは追加料金を加えても900円。ここのところ高いサウナばかり行っていたので嬉しい金額だ。
建物は板張りの感触が心地いい古い造り。壁につけられた「森林浴発生器」のアナログなインジケータに惹かれる。
けっこう広い。そして驚いたことにここはどうやらサウナが二つあるらしい。風呂場のなかの「森林浴」のできる熱気湯(追加料金なし)と、風呂場の外の脱衣場から入っていくサウナルームがあるのだ。風呂場とサウナが別になっているところは珍しいんじゃないだろうか。
さて森林浴ができる熱気湯は、なんというか、植物園の熱帯雨林ゾーンみたいな匂いで、好みがはっきり分かれそう。もともとは森林浴の香りだったのかもしれないが長い年月を経て、いまは青々とした草の匂いのエッセンスだけが感じられるのはまさに草。自分は慣れてしまえば悪くないと思った。
風呂場のなかにある水風呂は深さも広さも十分で満足できた。それにしても壁画が森林の風景だったり、バスロマンが「りんご」だったり、腰掛けが緑色の「永久腰かけ」(商品名)だったりとコンセプトがブレなくてすごい。
脱衣場から直接入るサウナルームはサウナストーンの置かれたわりと普通なサウナだった。森林浴が苦手な人もこちらはいけるだろう。ただしこっちは田舎のおばあちゃんの家の匂いを2.5倍くらいに濃縮したような仕上がりになっている。
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