サウナセンター稲荷町(旧サウナホテルニュー大泉 稲荷町店)
カプセルホテル - 東京都 台東区
カプセルホテル - 東京都 台東区
【サウナ室で浮かんだ
みうらじゅん氏のある“言葉”】
3時間のショートタイム入浴(1100円)を利用。1時から深夜料金なので22時までには受付を済ませ3時間丸々楽しみたいところ。
到着したのは22時10分。若干遅れたがまぁいいだろう。
早速ロッカーで館内着に着替え2Fの浴場へ。ここまでは上野の北欧と同じ雰囲気。
しかし浴場で思わず声が漏れる。
『せ、狭くね?!』
4人くらいがやっと入れるバイプラバスと水風呂の計2つの風呂に、申し訳程度に存在するスチームサウナ。
雰囲気的にもやや古いし、風呂も微妙に浅い。外気欲はできないし、ととのいスペースも少ない。
『これは期待はずれかな…。』
そう思ったのも束の間、ドライサウナに目を移すと…。
ドライサウナだけ本気や、、。
10人以上入れる広いドライサウナは十勝岳の石を使用。1日2回ロウリュの時間もあり、温度は100度と熱めの本格派サウナ。
みうらじゅん氏の言葉が浮かぶ。
『そこがいいんじゃない』。
みうらじゅん氏がつらい場面に遭遇した際、視点を変え、マイナスをプラスに転換しようとする時に呟くという魔法の言葉。
狭さも、古さも、若干の汚さも。風呂の浅さも、やや匂うところでさえこのドライサウナを引き立たせるための材料だったのでは…。
そう思うと全てがいとおしく感じてきて、思わずそこがいいんじゃないと思ってしまったのだった。
そんなこんなでととのいに成功。
休憩室で横になり、SPA!を熟読する。『たまにはここでノスタルジックにととのうのも悪くはあるまい』。
ネガティブな要素はたくさんあるが、それでもなお再訪の価値あり。それが私の結論であるニャ。
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