小松湯
銭湯 - 神奈川県 川崎市
銭湯 - 神奈川県 川崎市
【銭湯お遍路】番外編/小松湯
有給サウナ2軒目は昨日以来の川崎にて。金沢八景を後にし、速い京急線で一気に北上。川崎駅からは運動不足解消も兼ねて歩いて小松湯へ。駅から目的地までの距離は意外と長い。途中でかつて流しソーメンで知られた(?)川崎球場の跡地を通りつつ30分ほどで到着。同じ川崎にある平和湯は宮造り銭湯だったが、こちらはうって売って変わってコンクリ造。白タイル張りの外壁に立派な煙突を備える、以下にも昭和の工業地帯にありそうな銭湯。限界に入ると、大きな深緑色の提灯と名物小便小僧がお出迎え。中は意外とカラフルで、和の中に無理やり洋を取り入れるこれまた以下にも昭和なセンスである。脱衣場も中も一般的な銭湯のそれであり、お風呂のレパートリーもオーソドックスだが、カランに装飾されていた造花が、ここが川崎のオアシスであることを一生懸命主張していた。お風呂の中で特に気に入ったのは水風呂。温度計がなかったので正確な温度は不明だが大体20℃前後で、備長炭風呂なのだか蛇口から出る水から既に備長炭の香りがする。この段階で水を備長炭に潜らせているのだろう。ただでさえ水風呂の温度は絶妙なのに加えて備長炭のリラックス効果。これは推せるりそして肝心のサウナは巨大やかんとヴィヒタが存在感を放つ遠赤。縦長で上段が高めの位置にある造りは先日訪れた喜楽湯にそっくりだが、温度は段違い。脅威の120℃。湿気をほぼ感じないカラッした熱さ。ヤバ森などと並んで昭和ストロングという言葉が最も似合う銭湯だろう。そしてそんな武骨なサウナの中でもヴィヒタの香りが最高の癒やし。水風呂の備長炭と並んで、良いアクセントになっている。ととのいは脱衣場のインフィニティチェアにて。内気浴でも脳が溶けるには十分。そんなわけで今日も元気に3セット。入浴後はもちろんオロポ。ここのロビーにはキンキンに冷やしたグラスが入った冷凍庫が。ここのオロポはまさに唯一無二。というわけで、神奈川銭湯を満喫した最高の有給でした。
#サウナ7分✕3
#水風呂1分✕6
#休けい5分✕3
男
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