多摩境天然温泉 森乃彩
温浴施設 - 東京都 町田市
温浴施設 - 東京都 町田市
森乃彩は森に包まれていた。森の緑はとても濃く、風に揺られて一つの大きな緑の巨大生物のように蠢いていた。
サウナが好きになってから、緑を多く感じ取れるようになってきたような気がしてる。たぶんこれは、上を向くことが増えたからだと思っていて、上を向くことが多ければ、防げたかもしれない、と思うニュースが最近多くて残念に思う。
森の緑は、はじめは神々しくも、恐ろしくもあるが、よく見ているうちに、だんだんと、人は、緑に包まれて生きている、優しく包まれている、緑の自然の中で生かされていると感じるようになってきて、風に吹かれてここちよく、瞼が重くなっていった。
瞼が閉じたその瞬間、突然血の色の赤に包まれて、太陽の光を感じていたら、サウナのあの赤ランプと2つの穴の暴風がピンときて、太陽と北風のまさかの夢のタッグなら、やられても仕方がないなと気が付いて、スチームのイスにささってた、キャプテンスタッグの黄色いうちわで白旗上げて、プレジに助けを求めてみた。
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