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12min-45sec-5min×2

ホテルの大浴場ではあるが、日帰り温泉でのお客さんも来るほどの完成度であった。

サウナ室は程よい大きさで、iki製のサウナストーブが設置されている。30分毎にオートロウリュがなされ、サウナ室外にある時計で確認するのが良いであろう。
なにより、人の少なさが宿のサウナのメリットだ。1セット目は貸切状態で、サウナ室のTVに映るネタパレで、心置きなく笑うことができる。

このサウナの特徴は、なんといっても水風呂だ。8.5℃前後を保つ水風呂は、常に水が循環し、羽衣を纏うことはかなり難しい。それに加えてシングルというのだから、好みが分かれそうな水風呂といえる。

実際は内気浴であるが、擬似的に外気浴を体感することのできる休憩スペースがある。
椅子は3つほど置かれており、サウナ室、水風呂の規模と比べると少ない気はするが、私が滞在した2日間、混むことは無かったため、椅子に困ることはなかった。

ラップランドに入ったことはあったが、現実的なシングルの水風呂に入るのは初めてで、慣れるまでに時間こそかかったが、シングルの良さを知ることができたのは大きな収穫であった。

10~15min-1min-6min×2

土曜の夕方、階段上の広いサウナ室は一見埋まっているようにも見えたが、常に3~4人の空きがあり、回転が良かった。
一人ひとりのスペースも広く快適で、オートロウリュが短いスパンでなされており、発汗も良かった。

水風呂は15℃弱、背中を壁につけて膝を90°にすればちょうどいいくらいの深さで、程よいものであった。
しかし、サウナ室の回転の速さが裏目に出て、人の往来で羽衣がすぐに剥がれてしまうことが多かった。

外気浴スペースは露天部分に点在しており、
サウナ室に入る前に確認しておくべきであろう。
露天部分は、世界観の作り込みが細かく、非日常感を感じられた。
いわゆる「ととのいイス」は無かったが、ノーマルのイスや、石のオットマンがある椅子、寝そべりスペースなど、外気浴に困ることはなさそうだ。
ライティングは眩しすぎず、常に流水の音が聞こえ、リラックスにはちょうどよい。この時期の夕方はやはり最高の外気浴を体験できる。

従業員の方々も皆さん親切で、とても居心地が良かった。機会があればまた行きたい施設だ。

バイト終わりのサ活。
10min-2min-5min×3
少し低めの83℃という設定温度ではあるが、サウナ室の一番奥であれば体感温度はそれより高く感じられた。
発汗もよく、混雑度も程よいものであり、サウナに集中することができた。

特筆すべきはやはり水風呂である。
安倍川地下水を汲み上げており、その澄みきった冷たさには感動した。
広さも十分にあり、他人を過度に気にする必要もなかった。

とても開放感のある外気浴スペースがある。整いイスは一つのみで、タイミングが合えば使えるというかたちではあるが、休憩用のイスは多く、座るところに困ることは無いと思う。
潮の香りと初夏の薫りが混ざった風が時折吹き、質の良いととのいをする事ができた。


受付にサウナ北欧のグッズをはじめとするさまざまなサウナグッズがとりそろえてあったり、整いイスが新しく設置されたりなど、だんだんとサウナにも注力されてきており、成長性も考えると静岡市内ではかなりおすすめのできるサウナだ。