COCOFURO たかの湯
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
【クラブ空間+凶悪熱波=令和のエンタメ銭湯サウナ】
12:00in
台風も近づき、雨模様でレジャーにも制限がかかる連休だが、そんな憂鬱状況もサウナは打開してくれる。
屋内でしっかりと楽しめると思い、向かうのは「COCOFURO たかの湯」
外観、内観ともに新しく、更衣室も清潔感があって、サウナへの気持ちが高まる。
浴室内に入ると、広くはないが、コンパクトで全ての動線が10歩以内に行ける完璧な配置となっている。
洗体をし、体を清めてから、電気風呂、あつ湯、炭酸泉と入浴し、いざサウナへ
【サウナ】93℃
室内は適度な暗さになっており、オートロウリュの放水口に、二つの送風口が我々に狙いを定めている。
「ミュージックロウリュ」はミュージックが「bgm」ではなく、「メイン」であり、爆音で身体を揺さぶるような音圧と赤色の照明によって、クラブを思わせる空間
オートロウリュで熱された蒸気を凶悪な送風によって、サウナーたちを次々と蹂躙していく。
とにかく両腕の上腕三頭筋部分が凄まじく熱いため、その部分を手でさすることになるのだが、その様子を側から見ると、サウナにいるにもかかわらず、まるで冬に凍える身体を必死で暖めようとしている滑稽な姿を晒すことになる。
ミュージックロウリュが始まる5分前に最下段で待機する私は推しのライブが始まる前のファンのようである。
〜少女時代「Gee」〜
演奏が始まると、身体を揺さぶる音圧とロウリュからの送風により、「Gee Gee Gee」と身体は焼かれ続ける。
途中心が折れそうになるも、軽快なリズムで何度も救ってくれる。
当施設の「ミュージック」は凶悪な熱波に対する「サウナーへの慈悲」なのかもしれない。
私は熱さに悶えながら、何とか耐え続けるも、上段から背中へ容赦ない熱波が押し寄せてくると、2番のサビであえなく脱落
【水風呂】17℃
90センチの深さで体感的には15℃くらいに感じるくらいしっかりと冷やせる。
焼けた身体を冷やすのには最高で、思わず「助かった」という声が漏れてしまった。
凶悪な熱波によりサウナーたちが逃げるように水風呂へ駆け込んでいるが、水風呂の温度は安定していた。
【休憩】
水風呂前にととのいイス5台、あつ湯の前にととのいイス3台が用意されており、全て浴室内にある。
あつ湯前のととのいイス3台の上には扇風機があり、心地よい風が吹きおろしてくる。
【まとめ】
クラブ+熱波という新たなジャンルをエンタメ界に提示し、令和の銭湯スタスタンダードとなりうる存在である。
男
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