千宝の湯
温浴施設 - 鹿児島県 出水市
温浴施設 - 鹿児島県 出水市
出水市のサウナ開拓へライドオン!
ツルの越冬地として有名な出水市。鹿児島県の北部に位置し、いわゆる北薩地区を代表する土地だ。そんな出水市と水俣市の県境にある鹿児島県で最北のサウナのある温浴施設、千宝の湯。
老人ホーム、リハ施設が営む温浴施設であるため、病院の中に入っていくような感じで入店。決して広くはなく、こじんまりした浴場は如何にも地方のコミュニティスペースとしての温浴施設といった感じで、常連のおじい達が井戸端会議。こういう雰囲気はほっこりする。
驚いたのが泉質の良さ。無色透明で硫黄の香りもしないのに滑らかな肌触りでトロトロ系のナトリウム塩化泉。露天風呂から八代海を見渡せるロケーションも良い。海の見える源泉掛け流しの湯という看板に偽りなしだ。
サウナは雛壇が凹の字型になり1段と2段の組み合わせ。8名ほどの室内にはストーンストーブが設置され、壁にはサニーペットの看板が。温度計と時計のみで室温は85度ほど。中湿で熱圧もマイルドなため、しっぽりと入れるタイプだ。
水風呂は膝丈ほどで6名くらいと意外と広い。オーバーフローの量はそこまでではないが、クリア感のある質感の水であり、19度ほどと十分な品質。何より露天風呂で海からの風が素晴らしく、椅子が3脚置いてあり海を見ながら外気浴出来るのが嬉しい。
地方のコミュニティスペースとしての温浴施設しにては存分なクオリティだ。
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