SPA&HOTEL水春 松井山手
温浴施設 - 京都府 京田辺市
ドレスを纏った女性が奏でるピアノの生演奏がロビーに響き渡り、館内着をきた老夫婦がうっとりしながらメロディに耳を傾ける。スーパー銭湯と呼ぶにはあまりにもラグジュアリーな空間がここにはある。SPA&HOTELと名乗るだけあり、かるまるや横浜スカイスパの高級感とは一味違った、ホテル感覚が味わえる。
浴室内も洗体スペースは白と黒を基調としたシックなデザインにまとめられ、清潔感があり快適。お風呂は室内、露天風呂ともに申し分ない広さ。
サウナ室は水春のいつものドライサウナ。オーソドックスなテレビ付きサウナ室だが、期待値が高かっただけに、肩透かしをくらった気分になる。また30人は入れそうな広いサウナにも関わらず、入室待ちの入浴者が行列しており、入れ替わり立ち替わり入退室が繰り返されて、サウナ室もぬるま湯状態。施設が悪いわけではないのだが、非常に残念だった。サウナブームの終わりの始まりを垣間見た気がした。
ドライサウナに対して、薬膳ミストサウナは近畿でもトップクラスに入りそうな良サウナ。オートロウリュが2分おきに熱風を撒き散らす鬼畜設定で、阿倍野の湯のスチームサウナを彷彿とさせる激熱さ。5、6分も耐えられれば大したもの。ミストサウナは低温で満足できないことが多いが、たまにこういう大当たりがあるので、チェックを怠ってはならない。
混んでる事を除けば1000円でこのクオリティはコスパ高すぎる。
歩いた距離 34km
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