地図からサウナが探せる！

天龍三温暖

カプセルホテル -

出張サウナ族

2024.03.04

4回目の訪問

約1年振りの台北出張。昼過ぎに入国からの松山空港から仕事場へ直行し、いきなりのフルスロットルで仕事開始。台湾人からの思いやりとオモテナシ溢れる夕食のお誘いを丁重にお断りし（大丈夫かオイ…）向かうは1年前にサウナ常識を根底からひっくり返された「天龍三温暖」へ。

雑居ビルの9階までエレベーターで上り、受付で靴磨きは不要と申告（google翻訳を使って）。これで100元を無駄に請求されなくなります。

セキュリティに不安を覚えるチープなロッカーで脱衣し、浴室入り口でタオル、歯ブラシ、ひげ剃りを受け取って洗い場へ。臭い強めなアメニティで洗体を済ませて一発目から116℃のゴリゴリ昭和湿度0%サウナからスタート。タオルを3枚は引かないと熱くて座れぬ超攻撃力。湿度がほぼ無いため汗は出ずらいものの上段５分で頭のぼせてきます。

出て目の前にある6℃表記の水風呂（軽く20人は収容可能）にかけ湯からのダイブ。返す刀で「しきじ」にも引けを取らない薬湯スチームサウナへ。相変わらずのハイパワー大出力スチームは健在。スチームサウナでここまでしっかり汗かけるのも珍しいのでは！？

スチームの後は縦15m横5m（目測）の水風呂プールで平泳ぎ。外気浴スペースはありませんが、ここまでサウナと水風呂の落差があれば浴槽の縁に座るだけで台湾のお空へぶっ飛ばせてもらえます。

昨年もいらっしゃった全身お絵描きの親分と子分もご健在でした。しっかりと浴室でお煙草吸われ、サウナに入れば従業員が桶に氷入れて持ってきて、内気浴中はスマホで何やらご連絡。6℃の水風呂で楽しげに話し込む爺さん達、水中メガネ装着してひたすら水風呂を泳ぐオッサン、謎の体操をスチームサウナ内で繰り返すマッチョマン、食堂では笑顔でスペシャルマッサージを売り込む女将さん。

この施設だけ時の流れが止まってるのか！？と疑いたくなる安定の同じ光景。観光も酒も女も興味薄れたオジサンには、海外サウナは唯一の楽しみであり生きる原動力であります。謝々！