もっかぼっか

2019.08.26

4回目の訪問

個人的推しポイントの【休憩(ととのい)環境】については、過去の投稿で何度か触れたので、今回は施設について。


【おふろcafe bijinyu】と若者向けの名称、館内も和モダンカフェ風だが、その躯体は【静岡籠上温泉 美肌湯(びじんゆと読む)】と20年以上前?に開業した元日帰り温泉施設。

当時の景気の良さを表すような石造りの浴場がとても立派で、リニューアル施設に見え隠れする古さは、私にとってはマイナスでなく魅力に映る。

今では若者が集い、仲間でのんびり泊まれるネットカフェ的な施設だが、温泉は当時のまま本格仕様で、異なる2種の天然温泉を楽しめる。リニューアル後も長年通い続けているであろう年配の来館者が多いのも頷ける。


ロッカールームの壁紙の剥がれ、仕切り壁の上のホコリ、細い細いロッカー。前回行った施設で「ぎょっ」とする出来事があってから、色々と過敏になっているはずなのに何故だろう、ここホームサウナはただただ愛おしい。


#温泉① 籠上温泉(敷地内湧出)
ph9.9のアルカリ泉 無色だがしっかりとした温泉臭がある。水風呂と温泉②浴槽以外はすべてこの源泉なのかな?37℃のぬる湯槽(寝湯)では、より泉質の特徴を感じられる。浴場出入口にある洗面台蛇口をひねると、無加水・無加温であろう源泉が。化粧水代わりにたっぷりハンドプレス!が、最近見つけた〆の愉しみ方。


#温泉② カブラヲ温泉(ローリー運搬)
鉄さびを溶かしたような薄茶色のお湯、底には湯の花が沈殿しており、手をつくと黒く汚れる。明らかなとろみと玉子の薄皮の香りする硫黄泉。源泉かけ流し(加温?)でこれを目当てに来る人は多いはず。短時間でもよく温まる。


#泥パック
朝風呂入館では利用出来ないが、通常営業時間帯は腰掛け湯にてパック用泥のセルフサービス。この後に源泉をたっぷりパシャパシャしたら...うーん最高。


#サウナ
TV BGM無しの貴重な静寂サウナ。貸し切り状態だったので失礼して上段でゴロリ。ストーブが動き出すと熱を感じ、止まると徐々に温度が下がっていくのをありありと感じる。十分に汗をかくには少し時間がかかる。水風呂も広くはない。

それでもここに足が向いてしまうのは、2種ある良質な温泉と休憩環境、天井が高く開けた浴場と、たっぷり射し込む自然光によるポジティブな雰囲気だろう。


例えれば聖地しきじは恋人、ここは家族。高揚感と安心感。その日の気分で向かう先を決める、なんて贅沢なんだろう。この地に生まれて良かった。

もっかぼっかさんのおふろcafe bijinyu | 美肌湯のサ活写真

  • サウナ温度 83℃
  • 水風呂温度 20℃
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