草津湯元 水春
温浴施設 - 滋賀県 草津市
【完全試合】
今日の釣り、いや、『釣れない』はその様な状況であった。
炎天下の中、船上での照り返しはまさにナチュラルサ室。割とお気に入りの帽子とタオルとワームを琵琶湖に奉納してしまい、もはや思考回路停止状態。日焼け止めが目に染みる。もはや精神崩壊寸前で、ラーメン与七での脂で精神を繋ぎ止めながら、アイスコーヒーで汗を堰き止める。
そして真昼間の空い瞬『水春』に到着し水風呂を頂きます！
肉体に溜まったあらゆる疲労と『次は釣れるかもしれない』仮説を共有し、サウナに突撃した。
コロナ渦の為、オートロウリュなるものが導入されていた。
機械的に処理される非人道的なシステム『オートロウリュ』は、かるく120度を超える熱波を生み出し室内を人間の生息出来ない環境に変化させる。
毎時0分にサウナストーンに機械的に掛けられるアロマ水は人情を完全に無視した熱波となり、容赦なく室内に撒き散らされ人々を襲ったのである。
疲労したあとの水風呂は格別であった。
僕たちは釣りにはKOされたかもしれぬが、疲労には完全勝利したのだ。
疲労した事自体が財産となるサウナは素晴らしいと言わざるを得ません。
魚も得ません。
しかし何故だろう。あんなに炎天下の中、苦しんでいたのにもかかわらず、サウナの中ではなぜこんなに暑さが気持ちよく感じるのか。
師いはく『後で水風呂に入ることのできる安心感がサウナ室の暑さを珠玉たらしめている』と真を解く。
この『安心感』こそが、サウナの一種の答え、あるいは『釣れない』の原因究明に繋がる一筋の光ではないか。
私は引き続き、心の旅を続けることにした。
あ、お勧めの帽子があれば教えて下さい。
サウナ×3回
水風呂×3回
休憩×3回
#サウナ
#水風呂
#休憩スペース
男
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120℃
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