展望大浴場あさひ湯ドーミーインEXPRESS浅草
ホテル・旅館 - 東京都 台東区
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「菊次郎だよ、バカヤロウ!!」
―菊次郎の夏―
浅草にあるドーミーインのサウナは、北野武の映画を思い起こさせるサウナであった。
#サウナ
表示よりは熱さを感じない。ただ、サウナはとても広く、またとても良い香りがした。朝5時のサウナ開始と同時に入ったので終始貸し切り状態。贅沢に使えるのがドーミーイン。
#水風呂
表示が「人肌の湯」とあったため、まさかと思い手を漬けるとぬるい。過去最高の水風呂の温度の高さであった。かつての自分であったらなんだよと思っていたが今は違う。サウナが自分に合わせるのではない、自分がサウナに合わせていくのだ。この設定ならばこの設定なりの闘い方をすればよい。というわけで水風呂4分という他のサウナでは絶対できない入り方をする。目を瞑り水に漂っていると、人に抱かれた心地になる。菊次郎が正男を抱きしめたように、私も水風呂に抱かれる。
#休憩スペース
解放感ある広々としたスペース。ととのい椅子も4脚ある。眼前にはアサヒスーパードライホールとスカイツリーが。なんと贅沢なシチュエーションなんだろう。ガタンゴトンと東京スカイツリーラインが運行している。朝早くから蝉が鳴き始めている。すっぽり抜けた天井から風が入ってくる。菊次郎のような激しさのない、天使の鈴が鳴っているような心地良いととのいが訪れた。
コロナ禍で観光客がいないからであろうか、お盆時期にも関わらず二泊8千円で泊まることができた。どこかのサウナにいく交通費、その入浴料を考えると圧倒的にお得である。 ドーミーインは本当に素晴らしい。都内で3千円の施設よりもわたしはドーミーインを押します。
男
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