第18回国際サウナ会議に参加してきました

第18回国際サウナ会議に参加してきました

サウナイキタイ運営チームは、国際サウナ協会(International Sauna Association)が主催する第18回国際サウナ会議に参加してきました!

国際サウナ協会とは

国際サウナ協会は、フィンランド、ドイツ、アメリカ、日本など約20カ国のサウナ協会やサウナに関わる活動をする団体や個人が加盟する協会です。世界規模でサウナを広めることを目的として、1958年にオーストリア、ドイツ、フィンランド、日本の各国のサウナ協会をメンバーとしてドイツで本部が設立されました。その後、1977年に本部の拠点がヘルシンキへと移り、現在にいたります。

日本からは、設立時からのメンバーとして日本サウナ・スパ協会さん、理事としてスカイスパYOKOHAMAの代表取締役の金さん、サポーティングメンバーとして神戸サウナ&スパさん、ウェルビーさん、メトスさん、そしてサウナイキタイは2020年より加盟しています。

国際サウナ協会の現在の会長は、フィンランド人のリスト・エロマさんです。エロマさんはサウナイキタイについても興味を持ってくれていて、2020年の冬にあり(@arieee0)、ゆかり(@yukari37z)がフィンランドへ行ったときに一緒にサウナに行き、それがサウナイキタイの国際サウナ協会加盟のきっかけとなりました。

ヘルシンキの湖で外気浴をしながら、世界各国のサウナ文化の話や、ウィスキングの話、日本のサウナや温泉、銭湯の話など本当に色々な話をしてくれました。寡黙そうな見た目と裏腹に次から次へとサウナの話が出てくるので、とても驚き、感激したことを覚えています。

国際サウナ会議とは

国際サウナ協会が4年に一度開催する、サウナに関するトピックをテーマとする会議が今回私たちが参加した国際サウナ会議です。サウナに関する医療効果、ビジネス、テクノロジー、文化に関するトピックと内容は多岐に渡ります。

今年の会議は、ドイツのシュトゥットガルトにあるメッセで開催されました。会議では3つのトピックがあり、アカデミックな視点からのサウナと健康について、サウナとビジネスについて、SDGsや欧州のエネルギー危機とサウナについてのセッションがありました。

メイントピックはその年の会議により変わり、過去にはサウナ文化についての話がメインの年もあったようです。前回の2018年の会議では、漫画「サ道」の作者であるタナカカツキさんが近年の日本のサウナ文化についての発表をされています。

サウナイキタイの発表

今回の会議では、日本から代表としてサウナイキタイのあり(@arieee0)が「日本のオンラインサウナコミュニティがどのようにサウナの熱量を加速させてきたか」というタイトルで発表をしました!

サウナイキタイの特徴である、サウナに関する詳細な項目を網羅したデータベースのことや、サウナ体験をほかのサウナ好きと共有することのできるサ活の機能やその盛り上がり、テントサウナやサウナ飯、アウフグースなど最近の日本のサウナの楽しみ方の多様性についての紹介をしました。たくさんの参加者の方が興味を持ってくれ、発表後には質問やコメントもいただきました。

特に「自分の国のサウナデータベース」も作ってほしいというリクエストは複数の国の方からあがっていました。海外サウナのデータベース化については、サウナイキタイの運営チームもぜひやりたいと思っていることの一つです。

サウナ文化は、国によってさまざまです。日本のサウナが楽しいのはもちろんですが、今後海外旅行に再び行きやすくなったときに、より広いサウナの世界を体験し、サウナがもっと好きになるきっかけを作りたいと思っています。海外の方に日本のサウナの素晴らしさを伝える活動もしていきたいです。

今回会議のためドイツに1週間ほど滞在し、いくつかのサウナも訪問しました。アウフグースの本場と聞いてはいましたが、想像以上に面白いサウナがたくさんありました。ドイツのサウナレポートも後ほどマガジンで記事を公開予定なのでお楽しみに!