2022.01.03 登録
[ 東京都 ]
公式サイトを見る限りどう見ても空間設計が凝ってるあの男性エリアに、ついに女性の私が入る権利を得た。初めてレディースデーの予約をしたサウナが此処となった。女性エリアは以前利用したことがあるが、男性エリアは果たしてどんな感じなのか。ようやくの答え合わせだ。
第一の感想は、すまん、混みすぎ!汗
サウナどころかシャワーブースやトイレにまで待機列ができるほどの賑わいようだ。それだけTOTOPA男性エリアのサウナ体験が女性に需要あるんだから、月イチと言わず、サウナラボ神田みたいに「毎週◯曜は男女入れ替え」とかにできないものか…。確かに女性エリアは一部のアメニティが女性向けすぎたとは思うが(デリケートゾーンソープや、月経通の緩和について言及されたドリンクの説明など)、TOTOPA女性エリアの本質的価値は「ストレスからの圧倒的解放」だったと思う。あの呼吸ルームでストレッチをした時間、蒸しサウナで寝そべった時間、全てがマインドフルネス体験であったと思う。明らかに女性向けな一部のアメニティだけ週イチで撤去して、「脱ストレス特化の瞑想サウナ」としてハードワーカーな男性サウナーにもあの女性エリアを楽しんでもらうことはできないものか。
以下本題。サウナの感想を述べる。
【左室】
青い棒状の照明が格子になっているのかと思ったら、正しくは壁に正方形の板が浮かせて張り巡らされており、バックライトで青い照明がしこまれていた。つまり、座る位置にもよるが、青く光るライトを直視せずに済むので、目が疲れにくい。BGMは瞑想系というよりトリップ系とでも表現すべきか。オートロウリュは霧吹き系ではなく、雨系だった。
【ナ室】
あえて「私語OKなサ室」を1つ設けることで、他のサ室の黙浴が保たれるという賢いシステム。15分おきにセルフロウリュできるサ室なので、必然的に周囲へ「ロウリュしますね」と一声かけるタイミングが来るため「ここでなら喋っても良い」というシステムが功を奏している。温度計が曇っていて何度か確認できなかったが、結構暑かった。あとBGMが渋い。かまやつひろしの『ゴロワーズを吸ったことがあるかい』が流れた時、マジ!?と思いフルで聴き終わるまで頑張って灼熱を耐え抜いてしまった。
【右室】
一番落ち着いたのは此処。月のような壁の照明、色が時間帯によって変わるらしい。私が入った時は橙色系で、地平線近くに浮かぶ赤い月のような美しさだった。月暦に因んで、色変化の周期が12分計の役割になってるのでは?と推理し、12分以上頑張ってみたが、色が変わる瞬間を見ることはできなかったので、推理はハズレ。素敵な空間だったので美術設計の本来の意図を知りたい。誰か教えて欲しい。
男
[ 東京都 ]
ニフティ温泉サウナ個室ランキング1位を3年間連覇し続けてるとのこと。満を持して初参戦。受付の案内から丁寧で分かりやすく、開幕好印象だ。フロントにはトロフィーやオリジナルタオルが展示されている。サ室を調光式でコントロール可能なのは光過敏症の自分にとっては本当に嬉しい。サ室利用前に受付で飲み物を買えるのもナイスだ。900mlのイオンウォーターを抱えて出動。水風呂を自分で準備するスタイルもテンションがあがる。サ室からテレビでYouTubeを見られるのも強い。オモコロチャンネルとのばまんゲームズを見ながら全裸でサウナに入るという実績を解除した。これが勝者の休暇か。
今回は、私が使った部屋がたまたまそうだっただけかとは思うが、シャワーの水圧の調子が少しおかしかった。最大出力でシャワーが出ず、やや弱めのシャワーがリズミカルに水圧を変化させながら出続ける謎の現象が起きていた。頭が洗えないほどの弱さではなかったが、故障か?と少し心配にはなった。
あと、シャワーのデザイン的に非常にわかりづらいのだが、シャワーのつまみをスライドすることで水の出方を切り替えられるの、知ってる人どのくらいいるだろうか。
強い水圧のビームみたいなシャワーが好きな人は、シャワーのつまみを一番左にしておくのがオススメ。
サ室、結構な温度まで上がってるはずなのになぜか心地良く、4ループ目あたりで居眠りしそうになったので、ちゃんとリラックスできていたと思う。
今度からは個室サウナ予約するなら間違いなく此処だと思った。予約した時は「高いなー!」と思ったが、「このスペックならこのくらいの値段するか」という気持ちになれた。
納得感は大事。
壁が全面液晶になっている例の休憩エリア、完全にチルアウト空間だった。特に、波や水面の映像が投影されてる時の爽やかさと没入感は、まるで海の中に浮いてるような感覚で、サウナーのフェチズムを刺激される。
自分以外に二人此処で休んでいたが、過度な私語も無く、マナーを守られていた。
上野のこの辺の通りはキャバクラしかないので、地域的な治安は怪しいが、この施設の客層はガッツリサウナファンなのだと思った。
安心してまた使おう。
女
[ 埼玉県 ]
初参戦。「サウナもあるスーパー銭湯」ではなく、「あつ湯もあるサウナ施設」だった。東上線ユーザーには嬉しい施設ではないだろうか。ビルのデザインも波模様が美しく、夜でも目立つ目立つ。
女湯の低温多湿サウナの寝転べる半個室、暗くて熱気をダイレクトに浴びることもないので、疲れていたら本当に眠れてしまいそうだった。黙浴が徹底されており、私語が見事にゼロ。静かにリラックスしたい人もこの民度の良さに救われているのだろう。ドライサウナは98℃くらいあったので、10分も耐えれば充分発汗できる。水風呂の温度は公式サイトでは18℃とあったが、今日は15〜16℃くらいだった。水風呂、深さこそないものの結構広いので、余裕で全身を伸ばせる。有難い。
入り口横とエレベーター前の竹も、流石に本物ではないだろうけれど雰囲気がある。
あと、1階のコワーキングエリア前に置いてある足裏マッサージ機が、今まで使ったものの中で一番気持ち良かったので、立ち仕事の人にも沢山歩く人にも座り仕事で下半身が鬱血してる人にもオススメしたい。
ちゃんと製品名を見ておけばよかった…
個人的には、朝霞駅南口目の前は、なごみだけでなくバーガーキングもあるので、そこも嬉しいポイント。(バーガーキングのオタクは、バーガーキングがあるだけでその地域を評価しがち)
良いサウナとバーキンがどっちも揃ってるエリアは貴重だ。東上線ユーザーのみんな、此処は穴場だぞ。
池袋にも強いサウナ施設はあるが、池袋の喧騒に疲れたら、朝霞で降りてみては?
女
[ 東京都 ]
サウナ好きなのに、かの超有名な黄金湯にまだ行ったことがないのは如何なものかと思い、満を持して初参戦。
フロントやラウンジはコンクリ打ちっぱなしのインダストリアルな都市感が漂うが、浴室はしっかり昔ながらの銭湯だ。清潔感があり、手が行き届いているのを感じる。利用者も年輩から若者まで様々。
また、タトゥーOKな温浴施設がレアなのか、肩から背中まで素敵な刺青が入ったお客さんもいた。「反社会的なイメージがあるから」みたいなフワッとした理由だけで温泉=タトゥーNGな風潮が未だ根強い中、この「来るもの拒まず」な姿勢は結構イカしてて良いと思う。
サウナの温度は98℃だが、案外耐えられるのが不思議。水風呂は20℃と優しめ。女湯はセルフロウリュができるが、アロマウォーターの香りは「フォレスト」だった。
月曜限定で18時からサ室で音楽が流れるようだったが、最初の5分間は音量が小さく、隣の男湯の話し声でほぼBGMがかき消されていた。思いのほか、隣の浴室の咳払いや会話が響く。これは銭湯あるあるだろうか?
途中からようやくBGMが聞こえる音量までボリュームがあがった。元からゆっくりフェードインする音楽だったのか、スタッフさんの気遣いなのかは、わからない。
厳密には、サ室に音楽が流れるというより、館内全体に瞑想BGMが流れるという認識の方が正しいかもしれない。サ室にスピーカーは見当たらなかった。(壁の中に埋めてある可能性もあるが)
2階ラウンジのベランダにはヴィヒタが飾られている。
白樺を使って香りをつけたと書かれているクラフトビールが超気になったが、舌がガキすぎてビールを飲めないので断念。代わりに「水風呂ート」という水色の青いクリームソーダを注文。
お店のロゴが映える。
1階のDJブースも見てきたが、アナログレコードのDJ機器だった。レコードのジャケットも置かれていたが、ヒットチャートではなく、渋めの邦ロック、洋楽、アンビエント系の選曲で突き進んでそうな感じがした。
「古き良き昭和の銭湯の雰囲気」と「都市型サウナのスタイリッシュさ」を、クラフトビールとクラブミュージックのイメージがうまく繋ぎ合わせ、良いブランディングの施設だと思った。
「黄金湯に通ってる奴はかっこいい」
そんなイメージを定着させるパワーが宿っているようだった。
女
[ 神奈川県 ]
とんでもないサウナができてしまった。川崎近辺の皆さん、本当におめでとうございます。こんな良い施設に気軽に来れるなんて幸運ですね。これからsaunahouseを褒め散らかします。
ロッカーのデザイン、フロントのスタッフさん、全て素敵。しかし驚くのはまだ早い。ミニイーゼルに展示されていた、レストランフロアのメニュー表。
嘘だろ!?なんだこの製本形式は!!
紐でも糸でもホチキスでも無線綴じでもねぇ!木の棒だ!!
これ考えたやつ出てきてくれよ!!お前天才だよ!!
っていうか、裏表紙!
紙じゃなくて!
「板」じゃねぇか!!(画像参照)
そろそろサウナ本体の感想を述べる。
シャワーブースの造りが良すぎる。君も、手持ちシャワーとレインシャワーのつまみを間違えてギャー!!となったことが、あるだろう?
それを回避できる、ボタン式のシャワーON/OFFデザイン。
しかもこの浴室水栓自体が台の役割を兼任しており、頭を洗うときに邪魔なロッカーキーを置くことができる。
あまりにもよくできていたのでメーカーのロゴも確認してしまった。GROHE(グローエ)というところが作ってるらしい。
覚えたぞ、今後もこの会社に注目するからな。
サウナは2フロアに分かれていて、都内の有名どころで例えるなら渋谷サウナス形式だ。
私は女性なので5〜6階をレビューする。
「サウナ1」は85℃くらいのオーソドックスなサウナ。照明は赤と緑。ドア横の表示では85℃と出ていたが、サ室内の温度計では90℃だった。若干の誤差はあるようだ。
「サウナ1」最寄りの水風呂は16℃。照明は黄色。こちらもオーソドックスな温度設定。
「サウナ2」は、ここまで前が見えないことある?っていうレベルの本気すぎるミストサウナ。生半可なミストではない。照明は緑。温度は41℃。マジで何も見えないレベルの湿気である。
「サウナ2」目の前には、普通の温かいお風呂がある。
うろ覚えだが46℃。
いや、めっちゃしっかり熱いんかい!!
銭湯の相場超えてくるんかい!!
この施設すげぇな!?
もっと恐ろしいのは5階だ。
「サウナ3」、建ちはだかるダンジョン。頂上角の薄暗いところで寝るのがオススメ。
「サウナ4」、98℃、赤い照明、容赦が無い。アウフグース会場でもある。
「サウナ5」、15分おきにセルフロウリュ可能。利用者みんなこの決まりを守ってる民度の良さ。ケロサウナ独特の暗さと香り。
それらの避難所となる水風呂が3種。
8℃、19℃、33℃
刻み方がニッチすぎる。ありがてぇって。
8℃を一回耐えると19℃がぬる湯に感じるのでやってみてほしい。
絶対また来る。
絶対にな。
女
[ 埼玉県 ]
何度来たかわからないキンクイ。ヘビーユーザー代表として語ろう。此処はサウナ専門施設ではなく「サウナと水風呂がやたら強い温泉施設」なので、客層もBGMも賑やかで落ち着かないが、それでもやはり決済の時に思う。
「ああ、余裕で元取れる体験ができたな」と。
株式会社ZIPは、日本中にイカれたコンセプトの温浴施設を作っている。愛知のキャナルリゾート、東久留米のスパジアムジャポン、そして、所沢のキンクイ。
どれも行ったことがあるが、全部しっかりイカれている。
ただ断言できるのは、この3つの中で、最も温浴施設として体験の質が高いのはキンクイだ。
スカイハイエリアのバレルサウナとテントサウナも、おそらくスパジャポで使用されている物の上位互換だ。湿気でドアや窓が曇らないから、中に人がいるかどうかわかる。
アイスルームの独特の冷房臭さも、清掃が入ったのか最近改善された気がする。
浴室エリアのサウナも普通にクオリティが高い。
TV付きのタワーサウナよりも露天側のハーブサウナの方が暑く感じるのはシンプルにサ室の広さの問題だろう。
ハーブサウナで汗を出して、出口すぐ隣にある掛け湯で体を流して、そのまま潜れる水風呂にGO。この動線の作りが本当に良くできている。
この潜れる水風呂、温度が大体いつも16℃くらいになっているのだが、周囲の人の反応を見ると、「寒い!やばい!冷たい!」か「最高〜!辞められな〜い!」のどっちかだ。
確かにこの水風呂は後者のようなベテランサウナーじゃないとキマらないかもしれない。特に真冬の寒空で16℃の水に飛び込むのはハイレベルだ。
しかし忘れてはならない。
内風呂に、23℃の源泉掛け流し冷水があるのを。
正直、キンクイにしかない強みはこの源泉掛け流しの冷水なのだ。
かく言う私も、このために来ているようなものだ。
他店の名前を出すのもどうかと思うが、
例えば身長160センチの人が首まで浸かれるくらいの深い水風呂が欲しい人は、渋谷サウナスでも良いわけだ。
最新の水圧の強いシャワーでがっつり頭を洗いたい人は、スパジャポでも良いわけだ。
それでも、23℃の源泉冷水は、キンクイにしかない。
ドシー恵比寿でも20〜25℃の水を浴びることはできるが、あれはウォーターピラーであって水風呂ではないので、
東京都内から簡単にアクセス可能な立地で、滞在に時間制限がなく、男女どちらも入場できて、入場料1000円以下と考えると、この付加価値はどうしても大きいのだ。
最後に余談だが、
館内の鍼級院に、死ぬほど上手い若手の鍼師が居る。
名前はあえて書かないでおく。
予約を取りづらくなると困るので。
女
[ 東京都 ]
サウナ:10分 × 4
サウナ:20分×1
アイスルーム:2分 × 5
瞑想ルーム:10分
一言:ポンチョ着てた方が発汗しやすいことに気付いたぞ
[ 東京都 ]
ROOM5目当てで初参戦。青い空間カッコ良すぎる。
備え付けのバケツに既にアロマウォーターが入ってたが、「え、これで足りる?」と一見思った。しかし、調子乗って開幕2杯ロウリュしてみたら爆熱サウナ室と化して大変なことにとなったので、この量で丁度良い。すぐに100度到達する。一番有り難かったのは、脱衣所とシャワー室とサウナ室の照明を自分で調整できたこと。暗いサウナが好きなので、サウナ内の電気は消して使用した。また、サ室には5分計の砂時計あり。
電車の音なのか、同じビルのDJフロアから聴こえるのか、原因は客目線では謎だが、「騒音問題」については立地的にもしょうがないと解釈してあげたいところだった。
あと、このエリアの渋谷は土日ありえないくらい混み合うので、時間に余裕を持って向かった方が良さそうだ。
1点改善を期待してほしい点があるとすれば、
私が退店時に水を飲んでいたら、フロントの店員のお姉さんたちの「何番の部屋20分オーバーだよね?は〜...」みたいな愚痴?が余裕でこちらにも届く声量で聞こえてきた。
ウォーターサーバーの紙コップを捨てる場所がわからず困っていた私に「ゴミお預かりしますよ!」と声をかけてくださったので、悪い人ではないのでしょうが、ホスピタリティの質が高いとは決して言えないだろう。
渋谷という魔境の地の治安がそのまま薄っすらと反映されているようだ。
[ 東京都 ]
一人用・要予約のサウナを確保できたので初参戦。BGMも自分のスマホからスピーカーに接続して流すことができる。今回はとくさしけんご氏の「MUSIC FOR SAUNA WHISK」をチョイス。サウナラボ神田でよく流れているやつだ。
ロウリュは、アロマスプレーを石に直接噴射するスタイル。選んだアロマはユーカリ。他にもベリーやジンジャーなどがあった。なにより有り難かったのはサウナ利用者専用の団扇。これを使った時の汗の出方ときたら、それはもう、やった〜!である。
水風呂は樽が2つ。井戸の天然地下水を引いているようで、自然の塵が浮いていたり、水に少しだけ濁りもあるが、それはそれで良し。
それこそ湖や川にダイブする形式の水風呂だって、自然のものが沢山混ざり合った水だろうから。
ロビーの書店エリアは、半個室のおこもり感が素晴らしい。
電源もあるのでスマホも充電できる。
なかなか年季の入った施設で、利用者の年齢層も高齢が多い傾向にあるように見えたが、サウナブーム時代を生き抜く為に新しいことをしようと奮闘する工夫努力が垣間見えるサブカル銭湯だった。
女
[ 東京都 ]
本日の女性はWOODS。もはやヴィヒタサウナのお籠もり感のために来ているようなもの。光過敏症なので、暗室系サウナが好きなのだ。
17時からの鮭山さんのアウフグースを1桁台で予約ゲットして、WOODSでのアウフグースを初体験。香りの力で徹底的にリラックスする、ととのいへの導き。お線香みたいな系統の香り好きな人は昇天モノである。
LAMPIのサウンドサウナよりも広いので、タオルをダイナミックに扱われていた。
しっかり発汗。しかし、しんどくない。
この丁度良い心地よさが助かる。
渋谷SAUNASの水風呂の温度にも大分慣れてきた。今日はすっかり春の気温だったから、これからもっと温かくなれば、さらに水風呂が「効く」だろう。
SAUNASのサ飯を今まで頂いたことがなかったので、醤油ラーメンとシナモンドーナツを。
ドーナツ、特にシナモン、人気らしい。
女
[ 東京都 ]
何年振りに来ただろうか。玉の肌石鹸のミントの香り…ロッカーの建て付けの悪さ…。そうだよ、これこれ。
スタイリッシュなのに所々に年季を感じる。それがドシー恵比寿だ。
サ室も人が寄りかかっていたであろう変色の跡があり、セルフロウリュの柄杓にはヒビが。暫く来ないうちに、経年劣化が生じるほどのベテランサウナになっていたのだな。
柄杓は流石に、水がまともに救えなくて困るので新しいものに新調して欲しいが、それ以外については、変に綺麗にリフォームせずこのままでいてほしいと思う。
ドシー恵比寿の醍醐味といえば、やはりウォーターピラーだろう。
30℃、25℃、20℃、15℃、と段階的に使えば、心臓への負担を少なく身体を冷たさに慣れさせることができる。
キンキンの水風呂がしんどくて苦手な体質の方にとっては有難い仕様だろう。
サウナデビューの人にオススメしたい施設だ。
ところで、数年前に来た時は浴室目の前にウォーターサーバーがあった気がしたのだが、あれは無くなったのだろうか?
恵比寿はいまやサウナの激戦区。
しかしプライベートサウナが多いエリアでもあり、男女どちらでも会員登録も予約無しでフラっと来られる良コスパのサウナは貴重である。
負けないでこのサウナ戦国時代を生き抜いて欲しい、ドシー恵比寿。
そして、
ナインアワーズのホテル事業も細やかに応援している。
女
[ 東京都 ]
初参戦。フロントで既に良い予感。身体が喜ぶ香りがする。
「儀式のように、丁寧に丁寧に、ととのいへと向かう」そんな施設だった。
まず「呼吸ルーム」は、照明とレイアウトが美しい。
光過敏症の私でもしんどくない程度の暗さで、BGMは水滴の落ちる音だけ。
そして「すちこ」は、60度とは思えない暑さなのに呼吸が苦しくない薬草スチームサウナ。砂時計が各所に設置されているのもありがたい。
備え付けのデトックスウォーターにもしっかり「味」が沁みている。温かい飲み物まで設置されていた。もちろん、普通の水もある。
ありとあらゆるニーズを想定したドリンク編成に脱帽だ。
浴室のシャワールームは、
木製の柵のような扉が各所にとりつけられていた。
珍しいなと思ったが、理由がわかった。
デリケートゾーン用のボディシャンプーが設置されていた。
「女性に嬉しい施設」と囁かれていたのはこういう気遣いからなのか。
確かに、デリケートゾーンを洗っているところは同性相手でも見られるのは少し恥ずかしいものだ。配慮とはこのこと。
香木の香りが漂うロウリュサウナ「かおるこ」は、
デフォで既に85度くらいあり、セルフロウリュすることで90度くらいまでは余裕で上げることができる。
また、「かおるこ」はサ室が狭いため、上段と下段で汗の出方が段違い。
15分計の砂時計をひっくり返し、最初の5分は下段でゆっくり身体を慣れさせる。次の5分は上段に移動してとにかく汗を出す!出しまくる!汗がもう、出るわ出るわの大感謝祭。
ロウリュによる湿気の水滴ではない、「これは確実に自分自身の汗だ」とわかる、ダラダラと零れ落ちる汗。
なのに、何故かしんどくない。
深呼吸ができる……。
頑張れる人はラスト5分も上段で楽しむと良いだろう。
私は10分が限界なのでこの辺で水風呂へGOだ。
外気浴スペースに行くまでもなく、水風呂内で既にととのってしまうくらいだが、やはり水風呂から出た後、「やばい、寒い」という気持ちになってしまい、そこで温水の出番だ。
「たすかった〜〜!」
この感覚が最高。
ところで、公式サイトやSNSを見るに、
男性エリアもなかなか面白そうなのだが、入れ替えで女性も入れたりしないのだろうか?
今後の情報にも期待しておこう。
また来るぜ。あばよ。
女
[ 東京都 ]
本日の女性サウナはIKE。数年前から通っているサウナラボ神田だが、ヴィヒタの使い方がついにわかった。水に浸されて水滴を多く含んだヴィヒタをサウナストーンの上で振り、雨を降らせるようにロウリュする。
するとどうだ?
良 い 匂 い に も 程 が あ ん だ ろ。
こんなに良い香りならウィスキングも一度は受けてみたくなるものだ。ヴィヒタのことを完全に舐めていた。
このために水バケツの中に常に浸してあったのだな。
雰囲気作りの飾りではなかったんだな、ごめんな、今まで誤解してて。
そして、男女共用のヴィヒタマウンテンの藁の部分に初めて寝そべってみたところ、あることに気が付いた。
天井からぶら下がっている紙飛行機のオブジェが、空調に揺られて回転しつつ、ある特定の向きになると壁に「サウナ」の影絵が浮かび上がるのだ。
藁に寝そべった時に目の前に見える、森林のパノラマ写真のすぐ隣の光景だ。「これを見るために藁の上に勇気を出して寝てみてくれ」と言わんばかりのインスタレーション。
この仕掛け、どのくらいのサウナラボユーザーが認知しているんだろうか...?
こういう粋な計らいもSaunaLabの魅力だろう。
女
[ 東京都 ]
鮭山未菜美さんのアウフグースを体験。ACJ第1回・第3回の日本チャンピオンである。お香を活用した、リラックス要素満載のプログラム。扇で香りを広げつつ、タオルパフォーマンスでの熱波送りも見応え有り。
サウナ室はLAMPIのSOUND SAUNAだった。あの間取りで何処にもぶつけずにタオルを大回転。流石チャンピオン、器用なものだ。
とにかく香りが素晴らしいので、暑さ我慢大会のようなアウフグースではなく、「今日は下段で少しゆっくりしたいな」という方にもオススメしたい。
これは余談だが、2階の水風呂に風に乗って遊びに来たのか、桜の花びらが3枚ほど浮かんでいた。
なかなかチルい偶然じゃあねぇか。
このエリアには最近Shibuya Sakura Stageも完成し、桜並木が見られる映えスポットとして賑わっている。
春の訪れを感じつつ、良い汗を流した水曜日だった。
女
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。