2019.08.24 登録
[ 山口県 ]
下関の新興住宅地にあるスーパー銭湯「和楽の湯下関せいりゅう」。源泉は含弱放射能の冷鉱泉、浴槽は加温・塩素消毒・循環ろ過なので、温泉としての魅力はあまりありません。しかし、設備は充実しており、いつも清潔に維持されています。
サウナは2つ。1つは90℃のドライサウナ。TV付きでひな壇は3段。飽きないため何往復もする方がいます。そして水風呂は声の出そうな冷たさ!手持ちの水温計では17℃を記録。浴槽の底から還流してくる水がとても冷やされており、多くの人が入っても温度が上がらないようになっています。
もう1つのサウナは塩サウナ。遠赤外線で80℃。こちらはTV無しで部屋も小さく、静かにゆっくり汗を流したい人向き。
水風呂が冷たかったおかげで2セット目でトランス状態に。ここは外気浴もでき、外には仰向けになって背中でお湯を受ける「寝湯」もあるので、ととのいスポットが複数あるのがうれしい。
入浴料は付近の温浴施設と比べて少々高めですが、十分その価値のある施設だと思います。食事処があるのも〇。
男
[ 山口県 ]
❝関門の奥座敷❞ともいわれる川棚温泉の公衆浴場である「ぴーすふる青竜泉」。かけ流しということでいつも多くの人が利用しています。ただ、個人的には近くの旅館「小天狗」のお風呂がおすすめ。
さて、サウナ。サウナ室のドアの横には「森林浴&サウナ室」とある。入ってみるとほのかに良い香り。なにかのアロマを使用しているらしい。座るスペースは二段。10人も入れば一杯。後で受付で伺ったところ、温度は約50℃。ただ、ミストにより湿度が高く、体感温度は高め。
ここの特徴は、オートロウリュ。約5分に1回の頻度で、ストーブに熱湯が注がれ、一気に体感温度が上昇。同時に大量の発汗。このあたりでは珍しい設備です。
サウナ室を出てすぐ右に水風呂。ただ、常時放流でなく、水道水を貯めて随時給水するタイプなので、サウナ利用者によって水が温められ、かなりぬるめに感じられました。
近くの川棚グランドホテルの方が休憩スペースもありととのいやすいですが、ここのオートロウリュもなかなか捨てがたく、個々のサウナには一長一短があるのだなと思いました。
男
[ 山口県 ]
下関市民にはおなじみの運動施設「ヘルシーランド下関」。浴場にサウナがあるとのことなので伺いました。
遠赤外線のドライサウナ。HPでは80℃前後に設定と書いてありますが、室内の温度計は100℃を超えていました。上段に座って熱気を浴び、5分もすれば汗が噴き出てきます。
高齢者の利用が多いためか、それとも夏場のためか、水風呂の温度は25℃くらいに感じました。しかし、加温浴槽が循環ろ過なのに対し、水風呂はかけ流し。常にきれいな水が満たされ、好感を持てました。
露天風呂スペースのベンチで外気浴。目の前には山の木々が迫り、川のせせらぎや虫の声、鳥のさえずりを聞きながら休憩。都市型のサウナでは味わえない安らぎの時間・・・。
風呂上がりは大広間の畳でリラックス。外気が低く、水も冷たくなる冬場にまた行きたいと思います。
男
[ 山口県 ]
下関市街地唯一の天然温泉銭湯である「日乃出温泉」(ただし、加温浴槽は循環ろ過)。シャワーも源泉を使用しているとのことで、多くの人が利用しています。
私の主目的はサウナと源泉水風呂なので、混雑する夕方を避け19時以降に入店。狙い通り人影はまばら。ゆっくりと過ごせました。
HPによるとサウナ室内の温度は40~43℃とのこと。低温ですが、天井から常にミストが流され、温かいミストが体を包んでくれます。石造りのヒーターの上にすのこが置かれ、5人も座れば満員。今回は人が少ないので気兼ねなく入れました。
10分ほど蒸され、目の前の水風呂へ。温度約19℃のナトリウム―塩化物冷鉱泉が注がれる源泉かけ流し水風呂。ほどよく柔らかく、キリっとした冷たさ。溶存物質のせいか、なんとなく重さを感じるような気も・・・。
ここの水風呂が良いのは、浴槽のサイズ。浴槽の奥の縁に頭を乗せ、足を浴槽手前の内側の段差に乗せると、水の中に浮かんで漂っているような気分を味わえます。時間が止まったような感覚・・・。
体が冷えすぎる前に出て、浴場内のイスで休憩。温泉成分のせいでぐったりしたような感覚がした後、こみ上げてくる恍惚感・・・。
山口県の温泉は源泉温度が低いため、源泉浴槽を水風呂代わりに利用している施設が少なくありません。温泉としては源泉温度が高いのも確かに魅力ですが、温冷交代浴に主眼を置いた場合、温度の低い源泉も決して価値は低くないと感じることのできる施設です。
[ 山口県 ]
「温泉」と銘打っていますが、いわゆる天然温泉ではなく、お湯は地下150mから湧き出る軟水を利用したもの。浴場には加温された薬湯・ジェット風呂・電気風呂があります。
サウナはスチームサウナで、座る場所の下から熱気が放出されます。室内に温度計がなかったので番頭さんに伺ったところ、およそ60℃に設定しているとのこと。じっくり汗を流すことができます。
水風呂は蛇口から地下水が浴槽に注がれるかけ流し。とても肌触りが柔らかいお水です。飲用も可能で、蛇口から手で受け取って口に入れると、まろやかでかすかに甘いお水でした。年間通じて12℃に保たれているとのこと。
町の銭湯なので多くの利用客でにぎわいますが、この水風呂体験はなかなかできないと思います。一度来店する価値は大いにあるでしょう。