堀田湯
銭湯 - 東京都 足立区
銭湯 - 東京都 足立区
【夏の思い出紀行2022 名店・新店・下町体験ツアー #2 堀田湯】
次に向かったのは、私の最近イチオシの銭湯、西新井の堀田湯。GWに初体験してから、すっかり虜になってしまった。
西新井という土地は都内から若干距離があるので移動の手間があるのだが、それを差し引いてもめっちゃいいところなのでぜひとも仲間に体験してもらいたいと思ってやってきた。
北欧をしっかり堪能してきたため、到着は16時過ぎ。この時間ならまだ混まずに入れるかな。
サウナ室は相変わらず熱い蒸気に包まれていて、いい熱。やかんで煮出された薬草の香りとヒーリングミュージックに包まれ、しっとりとサウナを堪能する。
格子の壁面に置物や間接照明と和テイストな部屋の内装もあり、視覚聴覚嗅覚触覚とあらゆる感覚を刺激してくれる。完成度高いよ~。
幸運にも、2セット目は店員さんがロウリュしてくれ、3セット目にはオートロウリュに出くわした。ここのロウリュは肌がざくざく切り裂かれるような感触で、むちゃくちゃ熱い。友人がお店の人に聞いてくれたところによると、煮出しているのは緑茶の葉っぱだそう。長時間煮出すとほうじ茶のような香りになるんだなあ。
5、7、4の3セット(時間は推定)でも十分に満足できた。
水風呂は16℃ながら水深160cmと立って入れるため、しゃがんで入る小さな水風呂より接触面積が多く、より冷やされる。
何より解放感がすごい。しゃがんで入るのは「風呂の感覚」だが立って入るのは「海、プールの感覚」なので、裸でいることが不思議な感じ。
これでもか、と言わんばかりに配置された椅子のおかげで休憩にも事欠かない。気温と日差しと風、今日の天気にも助けられ、抜群に心地よい空間となっている。
店のキャパ、サウナ室のキャパ、水風呂のキャパ、露天のキャパが全てピタリとハマっていて、「何も足さない、何も引かない」見事な箱庭を形成している。
18時以降はどんどん混み始めるので、時間を作って昼間に来るのがお勧め。東京にいるとは思えない格別のリラックスを味わえる。
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら