ワニ子

雨は西から東へ

毎日携帯を開くと、まず雨雲レーダーを見ている

今日から明日にかけ、線状降水帯が発生
夕方から北部九州では250ミリの雨

夕刻まで佐賀にいて
すんでの所で南下するJRに飛び乗る
途端、車窓からは線状降水帯にviewも見えず
それでも県を跨ぎ久留米に入ってきたら
嘘の様に雨上がる

そのまま久留米を通り越して八女へ
雨無き空はスティールグレイ

ボナで蒸され
16℃の水にて放心
そして露天外気浴へ

先日には無かった
コールマンのインフィニティが4脚導入
早速座り空を見る

低気圧の強い風
あぁ、確か
昨夏線状降水帯を縫い行った
長崎島原の南風楼
あそこの外気浴でも味わった、低気圧の強い風

トトノイにもし条件があるのなら
低気圧の風は必須
とてもぶっきらぼうだが
どこか優しい

吹き曝されて目を閉じる
"あぁ…気持ちよかねぇ"
隣のマダムが、独りごちる

運が味方し濡れずに来た本日２軒目

気圧は1,007hpa

八女の空は本日サ日和

雨がひどくなるのは夕方から
だったら夕方前に佐賀を脱出しよう

そう思って強行

やっぱり私は晴れ女か
傘をささぬまま全行程クリア

やはりここはcloudyが似合う
憂う空と、サラサラと風に泣く竹林
なんとも色気のあるこの風情

そう言えば久保支配人が仰っていた
HAJUサ室のセッティング変更
これにより、更に熱さと湿度のバランスが最高に

バレルは安定のnice setting
ロウリュウをすると、90℃のサ室内に
石が吠える

水風呂は14.3℃
スティールグレイの空を見ながら
クラゲになって2分漂う

ここはいつも浴場に流れるBGMのセレクトとvol.にもセンスがある

外気浴中
今日はR.坂本の put your hands upが
ぼんやりと聴きながらこの曲の意味を想う

put your hands upとは、主にヒップホップのライブで使われてきた常套句
手をあげて気分が上がっていることを体で表現するようにオーディエンスを煽る意図で使われてきたフレーズ

この緩やかなメロディと、KOMOREBIの憂い
私はchillだと手を挙げよう
今日此処に居れる事
全てに感謝し手を挙げよう


帰りの車内
携帯の緊急速報のアラームが
線状降水帯により怖い雨が降るも
ワニ傘使わず無傷

どうか私の愛するこの地域に
災害など起こりません様に

CP…そしてMP

強烈に疲れ時、あなたは何に縋るだろうか
睡眠？確かに、これが1番
お高いドリンク剤？、幾らくらいで手を打つか、いつも迷う
マッサージ？、確かにこれ、よく行ってた
揉むのもいいが、リンパドレナージュやカッピング、鍼灸なんかもよかねぇ

でも私はもう一つ
そゆのに加えてもう一つ
あれ以来縋るものがある

それがCP…そしてMP

このワードが何を意味するのか、あなたは直ぐに解るだろうか？
私だって言いたい、ストレートに言いたい
だけど自粛
世の中には言ってはならぬワードがあるからね、だから想像しながら読んで頂きたい

CP、そしてMPといえば私にとってまず1番は大阪 港区の励明園
坦々麺のスープのような薬湯に浸かったら最後！粘膜と言う粘膜がピリピリ、いやもう、カーッと燃える様に痛い
まるで体中に唐辛子を擦り込んだかの様に
焼けるような痛みが襲うのだ
しかしその後の数日間は驚くほどに体が軽い
効くんだよね
だからこそのCP & MP
チャレンジのし甲斐があるってものよ

しかし福岡から毎回大阪に行くわけにはいかない
あー、まぁ行ってるけど〈笑〉疲れたタイミングで即伺える訳ではない
だけどあるんだ、福岡にも
同じ様に満足感を得れる場所

福岡県古賀市にある薬王寺温泉 偕楽荘は、水風呂を含む各種浴槽、カランに、ラドンとメタホウ酸を含んだ薬王寺の天然水を使用、その天然水に八種の漢方薬草を浸し作られる励明薬湯が有名な施設
そう、この薬湯こそが、励明園と同種のあのCP & MPの湯なのだ
約10年ぶりに伺ったこちらにて、本日は湯治をば

大阪の励明園然り、こちらにも薬の成分を最大限に生かす入り方…と言うものがあちこちに掲示してある
そちらに習い、まずはミラブルを有するカランにて、しっかりと体を洗い、浴槽にて体を温め、いざサウナへ

二段L字、定員約8名ほどのスチーム
熱源はボナ、57℃というのが信じられない位熱い
スチームサウナと言う概念を捨てざるを得ない熱さだ
そこに薬師寺の天然水を使ったスチームが5分おきに噴霧
十分を待たずに全身汗だくでOUT
すぐ横にある水風呂は水深50〜60cm
伊坂co.水温計で約18℃、しかし冷たくて気持ちが良い
ここに1分半浸かり露天スペースへ
かぼちゃのような形の椅子が三脚、リクライニングチェアが1つ
そのうちの1つに座ると、すぐに体がほろほろと、崩れ落ちていく様なあの感覚に、即堕ちた
目覚めると、いよいよ私を待つ励明薬湯

大阪の励明園よりは、色も薄め

（以下、続きは画像ファイルにて↓）

長尾のどこが1番好いとーと？

いや、よくある類の質問だよね

あの人の、どこが1番すきなん？
にぼらやのラーメン、何がそげん よかとよ？
ファミマのトリュフポテトの何処が1番よかと？

しかし、実のところ私
これらの質問に答える際は
いつもいい加減な返事をしていると思う

誤解なく言えば、悪意でそうしているのではない
好きな理由なんて毎回違うし
否、そもそも正直何が1番の理由だなんて、解らないのだ

冬の寒い時には、長尾のカラッカラなドライサウナの熱が好きだし

疲れてクタクタ、もうダメだ…って時には、長尾の45℃ ~46℃の熱湯にて、筋肉疲労が和らぐあの感じが最高かよと思うし

今日みたいに暑い夏の日には、長尾の10〜12℃の水風呂を褒め称え、表彰したいし

つまりヘルスイン長尾には
どんな時のあなたにも
寄り添ってくれる良さがあるから
どんな時のあなたが行っても
いつも同じ感動を抱くと思う

嗚呼…よかねぇ…って

5sまでは覚えていたが
親しくなった常連様との雑談の中
いつのまにか時が経ち
結局何回あの感じを味わったんだろう

外は雨
でも内気浴

遠く600km離れた大阪の内気浴もよかったが

此処もよかょ~

holiday

ゆっくりと起きて
諸々済ませて
空を見る

昨日は災害級の雨が降り、道は海の様だったが
今日は一転、曇り空
しかし、夜には降り出すらしい

ならば、まずは
空の見えるところに行きたい

リュックにサウナセットを入れ
Tシャツ、ショーパン、クロックス

テクテク歩いて游心の湯

入り口でぬい活していると『ワニ子さん』と
ワニを呼ぶ声
振り向くと、支配人『福たん』

昼に游心に来る楽しみの一つは
福たんにお会いできる事
おまけに今日はロビーにて、推しのふるかわ熱波師にも遭遇
好きな方々とお会いして、早速笑顔に

浴場は今日もとても静かだ
游心は夜の賑わいが嘘の様に、昼は凪いている
7月から始まった、炭酸泉の不感湯にて
皆siesta
微睡んでいる

サウナは3s
誰もが皆黙浴にて
サウナを貪る
ワニも又、言葉発する事もなく
只々昼下がり
サウナを欲しがり
水風呂を欲しがり
外気浴に興じる

外気浴では、それぞれに
30分も眠ってしまった
だけど起きても寒くない
だってもう7月
夏なんだもん

上がったらお楽しみの
岩泉ファームのコーヒー牛乳モナカ
昼に游心に来る楽しみの
二つ目であるコレを頬張り
外に出る

雨が降り出した
予報通りだ

今宵は久々あの地へ
予め用意していた、雨の夜を愉しむ処へ
iPhoneのイヤホンを耳に

又歩き出す

シャイやから、サラッとね
単なる経過点

でも、考えたら凄い

これもひとえに
書きたくなるサウナがあったからよ

今日は2s
最後、親指姫と『またね~おやすみ~』
手を振り別れた

嗚呼、サ活
まだまだ続く

明日は401th

水風呂から上がり脱衣所の白樺の木の間…
真ん中の椅子に座り内気浴
なんとなく天井を見ながら、ハッとした

そうか！
私はある事に気付き、しかしそのタイミングで堕ちた


今日も朝から新今宮で降り、入船温泉へと来た

すばらしい熱を持つサ室
温度は86℃くらいだが、５分がやっと

12時からのローリュウサービスは、ローズマリーの香り
非常に優しい風で、地元游心の福島支配人…即ち『そよ風福島』のアウフグースを思い出すような
優しくも熱いgentle window

水風呂を経て内気浴スペースに座る
休憩所も脱衣所も明るいウッド調
タイルや洗面台、レストルームに至るまで、ナチュラルで非常にオシャレ

先日来た際は、この雰囲気を何に喩えれば良いのかうまく言葉が見つからなかったが

本日内気浴をしながら脱衣所を見わたし
ふと気づいた

ペンションだ…！！
熊本は阿蘇高原に建つ、否又は軽井沢や那須高原に建つペンションの様な雰囲気なのだ
ナチュラルで洗練されていて、とてもおしゃれ

女性側ドレッサーのミラー周りには丸い電飾付の通称女優ミラー

その電飾のスイッチも、鏡面を触れてのON、OFF
最新やなぁ、こんなのよそで見たことない

明るい採光も、館内インテリアも何もかもが
おしゃれなペンションの様で
ここが西成だと言うことを忘れさせられる

体中に濃い桃色のあまみを作り
エントランスを出ると
やはりここは西成

だけど最高じゃないか
この地には入船が居てくれる
今日もサ室にはエンヤが流れる
西成だがフィンランド
最高かよ


サウナから出たらロビーに待つ、本日ご一緒していただく組長と共に、ディスプレイしてある物販Tシャツを見て

終には2着…

先日に引き続き買ってしまう私であった

大阪に三日間住んだ
そして三日間、白玉に通った

憧れの『私、白玉温泉、常連っちゃん』なフリも出来た

あー、でも違うよね
大阪の方は"常連っちゃん"とは言わんか
何て言うんやろ
"常連やで〜"かな

いくらフリをしてみても
染みついた福岡language
私はやっぱりcome from KURUME
久留米の女だ

それでも人生における三日間、白玉温泉に通ったよ

毎日4〜6s、最高だった

これからも大阪には来るだろう、きっと
でもこんな風に三日間、白玉温泉に通えるのかは解らない
今回はとても貴重な、いやストレートに、とても嬉しい三日間だった

大阪に降りたってすぐ白玉に来て
大阪を出る直前まで白玉にいた
ここ出たらそのまま新大阪へ行き
福岡へ帰る

私にとっては鬼門の水無月
その1番最後の三日間
白玉温泉のサ活を三日連続であげた旅

ワニは満足

あべのハルカスは、高さは300 m
2022年時点では日本で最も高いビルだそう

これだけ大阪に来ていて、1回は行ってみたいなと思うのだが、実はまだ未訪
ついついサウナの方に気を取られ、実は梅田でショッピングすらしていない
とにかく只々 方々を歩き、サウナにのみ通っているんだから

しかし今日私は、布施のハルカスに来た
本家も未だなのに、6月下旬、出来たばかりのこちらにはもう来た

何故か？
それは勿論、サウナがあるから

東大阪市の布施にある、なにわ健康ランドゆーとぴあ

白玉温泉と並び、私の中で大阪のホームのような気持ちを、一方的に持たせて頂いている場所
つい先日、8月の特別アウフグースイベントの際に、地元游心の ふるかわ熱波の出演も決まり、まだまだ此処とは蜜月関係切れる事は無さそう

そんな なにけんの7階がこのほどリニューアル
男女共に憩えるスペースとなり、生まれ変わった

ベランダからは布施の街を一望できるviewも楽しめる此処を、いつしか常連様方を中心に、こう呼ぶようになった

布施のハルカス

うまいこと言うなぁ

相変わらずの良いお風呂、良いサウナ
しかし今日は7階でのrestが本命
なにけんがホームサウナと宣うマイケルロング兄に依れば『7階がとてつもなくバージョンアップ』との事

ワクる胸を抑えて、いざ7階へ
エレベーターが開いてすぐに薫る、新築の木の香り
広々とした空間は、それぞれうまくコンパートメントになっており、いい感じに独りになれる

沢山の漫画、まるで浴槽の様な空間にすっぽりハマって寛げる穴蔵
ワークスペースや、子供の頃夢見た、2段の押し入れ状の有料ドミトリーも

しかし何より素晴らしかったのはベランダ
近鉄線を見下ろし、いい感じに都会かつ長閑な布施の夜を見渡せる、そのパノラマ

22時のガラ空きの近鉄電車の中まで見えるそのviewを、只々黙っていつまでも見ていた

なにけんには、ご多忙になんとか都合をつけてくださり、マイケルロング兄と、泥眼さんも駆けつけてくださった
お二方との楽しい宴会、そして帰り道

布施のハルカス
またすぐに来ちゃいそう
私

昨日来た時は、サウナ84℃やったけど
今日は86℃やった
どうりで熱いと思ったもん

昨日は雨やったけん、外気浴も肌寒かったけど、今日は晴れやったけん、水風呂ちょうどよくて気持ちよかった

こんな事をね
大阪に住んどる、さも常連のように
いっぺん言ってみたかったとよ、私

だから滞在中毎日来てみようと決めた

今日も4セット
お湯にもゆっくり浸かって

ちょっぴり"なんちゃって常連"気分で
白玉を愉しんだ

"大阪で生まれた女やさかい
東京へは ようついていかん"

この歌をご存じだろうか？
wikiによれば1979年にリリースされた、BOROのナンバーとの事
昔母が、よく歌っていた曲だ

他界した母は、プロ並みに歌の上手い女で、唱歌からジャズ、ブルースまで本当に何でも歌いこなした
残念ながら、ワニには遺伝しなかった才であったが、あの人は本当に上手かった
戦後の福岡は中州に生まれ育ったその環境が、母をあんな風にcoolにしたのかな

話を戻そう
昨秋までは、大阪に何の縁もなかった私
それまで大阪と言えば、1番に連想するのは、母の歌う"大阪で生まれた女"、この曲であった

それが昨秋にアレを知ってからは、もう大阪と言ったらアレしかない
むしろアレから大阪を連想したりして
それはもう、1日1回はアレの事を思い出す位の入れ込み様、否、ノボセ上り様なのだ

そしてそのアレの中に、今、私は立っている

アレのボナが好きだ
アレの氷が落ちる水風呂が好きだ
アレの外気浴スペースが好きだ
アレの主湯も好きだ
もう、アレの全てが好きだ

二時間という、滞在に制限時間があるゆえ、１回上がってからもう一度支払い、更に2時間…なんて事を、いつかやってみようと目論む位好きだ

サ室に赤いライトが灯り、オートロウリュウが始まる

🎵大阪で〜生まれた~女やけど〜
大阪の街を〜出よう〜
大阪で〜生まれた~女やけど〜
あなたに〜着いて行こうと〜決めた〜

否、私が大阪に住んどったら、こげん素晴らしかアレがあるとに、絶対出て行きとーなかばいやん

そう思いながら、私の長年の大阪イメージであったこの曲と、新規大阪イメージであるアレを結びつけるが如く、心の中で歌いながら
自分1人のミュージックローリュウに浸った

さて、散々勿体ぶったけど
アレの正体とは？!

めちゃくちゃ好きやから、あんまり人に言いたくないとよ〜

だからここではアレって事で
勘弁してくださいませ

拜托

数字の語呂合わせで、○○の日〜なんて、よく言うが、数年前までの私には、11月11日のポッキーの日…
そして29日にお肉屋さんが安くなる肉の日位であった

それがここ数年、サウナを愛してしまってからは、ロッカー番号025をワニ子と読ませて、自分の番号だ…なんて言ってみたり、3月7日がサウナの日であったり
語呂合わせや記念日が中々楽しい

そして今日は26日
ご存知風呂の日

各温浴施設では、色々とイベントもあるようだが
私の愛する游心では、昔からお風呂無料券をお配りすると言う、夢の様な催しが行われている

回数券使用こそ不可ではあるが、本日入浴すると、次回以降使えるタダ券を1枚…それをみんなに配るのだ

そう、常連さんにも一見さんにも
老いにも若きにも
ヒトにもワニにも、皆、皆
平等に1枚くれるのだ

何と言う大盤振る舞い
そんなわけで今日も独り、游心の湯のゲートをくぐる

勿論、風呂の日でなくとも、日々、ゲートは潜っているが、風呂の日はなんとなくニコニコ
やっぱり嬉しい

フロントにて『ハイッ』とにこやかな笑顔でタダ券を手渡される
それを大事に両手で受け取り、お財布の1番良い場所に潜り込ませる
大切に大切に、角を折らぬ様にして

今宵も2s
月を見たり、ぼんやりしたりして
今日という1日を締めくくる儀式

タダ券頂こうが、頂くまいが
私は死ぬまで伺う所存

ここに誓う

自分が好きな所を、好きな人達を
他の誰かが好きと言ってくれたら嬉しい

1月に組長を游心の湯にご招待して
仲良くして頂いている施設の皆さん、即ち最所
産業の皆様に逢って頂き
勿論アウフグースも受けて頂け

とても楽しかった
游心の湯めちゃくちゃ良かった
最所産業の方々大好き

そう言って頂けた
とても嬉しく、又ここが私のいつもの場所よと、とても誇らしい気持ちになった

ならば次は、その最所産業が満を持して造った
最新のラグジュアリー施設『佐賀の湯処KOMOREBI』を是非とも見て頂きたくなった

そう、今回の一番の目的はそれだった

この日、KOMOREBIにて出張アウフをなさる、ふるかわ熱波師のご厚意で共に車に乗せて頂き、
久留米を出発…いざ、佐賀市神園へ

途中、佐賀駅にて下車し、ワニ御用達の『うふふ』にて動けなくなるまでランチにて食い荒らし
徒歩20分
組長と2人、酷暑の時間帯…
歩くの遠いだの、やっぱタクシーに乗ったらよかったやんだの、もう汗だく最悪だの悪態をつきながらも、KOMOREBIサインが見えてきたら二人共嬉しくて満悦

その大きさ、立派さ、美しさ、ラグジュアリーさに組長も感嘆くださった

そこからは、久保支配人、ふるかわ熱波師、わざわざ来てくださった美人受付嬢 親指姫とで歓談
、そしてサウナ

男湯側では、この日の為にふるかわ熱波師が書き下ろした、ちょいコメディタッチな演目『砂漠グース』をゲリラ回として17時半に開催
サ室大盛り上がりだったらしく、組長も大喜び

ワニはと言えば女湯側で、親指姫ちゃんと しっぽりとバレル三昧
一年経ち、更にセッティングの良くなったバレルは90℃…その後の14℃台の水風呂を経て、新設されたパラソルの下、インフィニティに横たわる

私の見せたかった全てをご紹介できた喜びと安堵で、すっかり脱力し、全てのセットにて堕ちた

お集まり頂いた皆様には、お礼の気持ちもこめて、ワニデザイン組長作成のTVシャツをお配りし、逆に我らは久保支配人デザインのクールなオリジナルTを買わせて頂き、深夜又 ふるかわ熱波師の運転なさる車にて、組長は佐賀駅ホテル、ワニ久留米まで送って頂き全行程終了

共にしてくださった事に感謝しながら、皆の顔を思い浮かべ、一日を閉じた

私の好きな全てを、他の誰かが好きと言ってくださる幸せを知り
拙いアテンドだが、又どなたかをご招待してみたくなった

朝が弱い
とにかく弱い

具体的には頭がグワングワンする
体が動かない
頭も動かない

ワニ的ベストは、例え夜何時に寝ようとも、朝
10時半起床
過去の統計からも、この時間に起床すれば、なんとか午前中を乗り切れる

勿論、仕事をしていると10時半に起きるなんて無理ゆえ、これは専ら休みの日のルーティン

が、しかし！！
昨日今日と要人をアテンドという任務が課せられたワニ
特に今朝は朝9時半に游心に集合
何故なら朝10時から、游心の湯支配人『福たん』のアウフグースが男性サ室にて開催
これを是非、組長に受けて頂きたい
且つ、24.Jun.は福たんの誕生日でもある
夜に組長も含めた皆で集まりパーティをする予定であったが、これが仕事の関係で主賓の福たんが出席不可に
ならば我ら、朝に伺い、福たんアウフを受け、且つお誕生日おめでとうを言おうではないか…

そういうreasonの朝9時半集合
頭が回らんとか体が動かんとかは、ゆうとる場合ではない

まずはロビーにて福たんを待つ
サプライズ訪問だったゆえ、組長の訪問に非常に喜んで頂けた
早速用意していた、ワニデザイン組長作成のTシャツを含む誕プレをお渡し
その後、組長は福たんアウフを受ける為、男湯へ
ワニは1人女湯へ

回らぬ頭でサ室に入ると、ここに素晴らしい偶然が

游心の湯、深夜のヘビーユーザーと言えば、恥ずかしながらワニだとの自負があるが、朝にもヘビーユーザー様が居られるのだ
『marbleサウナ好き』さん

ずっとお名前だけは存じて居ながら、互いの生活スタイルから、朝と深夜ですれ違い、中々ご挨拶も儘ならなかったのだが、サ室にて偶然！
以前一度、ご挨拶だけはした事があり、お顔だけは存じていた

朝早起きするとこんないい事もあるんだなぁ
お互いｷｬｰｷｬｰ言いながら早速隣同士に座りサ活
結局3sを楽しくご一緒させて頂いた
ワニは頭がうまく回らず、言葉も辿々しかったが、ワニサ活にて朝弱をご存じくださって居たmarbleさんに助けられ、本当に楽しかった
又、こんな素敵なサプライズがあるんなら、回らぬ体を引き摺って、朝の游心に行ってみたい

さて、お風呂から上がったら再び福たん、組長と歓談
途中から、ふるかわ熱波師も加わり、実は7月から昇進なさる彼に、これ又細やかな昇進祝いをお渡し

全てのミッションを終えた頃、やっと頭が回り出したワニであった

新幹線で20分
普段の私にとって
熊本は新幹線案件ではない

しかし今日は違う
要人をお迎えする為、定刻に熊本に着かねばならぬ

要人…それは伊坂組初代組長、伊坂十蔵氏
思い返せば今年一月、九州初視察という事で、まずは"游心の湯"においで下さった組長であったが、次はワニ第2の所縁の地、熊本を見てみたいと仰る

そんなわけで本日、待ち合わせに着くべく九州新幹線"つばめ"にて一路熊本へ

今回お迎えするにあたり、組長のご意向をヒアリング等しながら、ワニが組んだ工程…
それは、ワニサ活にて上位の推しをご案内する旅
サウナは勿論だが、サ飯もsweetsも、ワニfavoriteをご案内するつもり、我ながら中々良い企画書ができたと思っている

さて、今日はその第一日目、熊本編
熊本駅から路面電車やバスにて1.5h
まずは上益城郡の水春へ立つ

こちらは高張性のラドン含有な療養泉
45.8度の熱い熱い源泉掛け流しや、その温泉を使った高濃度炭酸泉、座り湯、壺湯、超音波を使ったシルキー湯、イベント風呂等が設置

本日も湿度高き高温サウナは30分に一度のオートロウリュウにて、肌を桃色に焼く
水風呂は相変わらずの冷たさで15.6度
実際の温度以上に冷たく感ず

水風呂後は6脚のアディロン
その1番奥にて30分くらい寝てしまう

斯くして3s
上がると組長からも高評価を得てホッとした

自分の好きな所を、誰かが好きだと言ってくれたら嬉しい

こうして、ワニお気にのサ飯やらbarをご紹介しつつ、九州接待の1日目は更けて行く

ダメと言われるとやりたくなる
休みと言われると行きたくなる

20日（火）が休館日だった游心
めちゃくちゃ行きたくて思い募ってのこの日

サウナは勿論、炭酸泉、水風呂、外気浴…
そのどれもで痛感する『よかねぇ』との想い

今日はメインのフィンランドサ室
86℃とは矢庭に信じられぬ様な熱さ
そして水風呂は15.6℃ながら、本当にひんやり気持ちいい

ああ、これよこれ
これが欲しかったのよ、私

斯くして4s
ささやかな幸せ