地図からサウナが探せる！

十思湯

銭湯 - 東京都中央区

ヨネ（ヨネロッキー）

2022.11.04

1回目の訪問

思いに耽る湯
#十思湯

#十思小学校跡地
#十思スクエア

※11/2(水)の日記

先週からの地獄の夜勤も本日で終了。
今日は夜勤担当ではないが、最後の日せめて終電まではと思い、ひとっ走り、ひとっぷろ、ひとっすすりしてから現場に戻る。

ひとっぷろは、十思湯さん。現場から15分程度の小伝馬町の元十思小学校跡地に建てられた、デイケア施設、保育園、地域包括支援センターからなる中央区の複合施設十思スクエアの2階にあります。

他ではみないタイプの銭湯で、江戸時代、この辺りは伝馬町牢屋敷だったらしく、一階にその模型が飾ってある。隣の十思公園内には処刑の合図となった石町時の鐘があるほか、そこで処刑された松陰先生の石碑もある。

受付でハンコをもらっていると後ろから、クレオ・アンソニー風のイケメン黒人がネイティブな発音でサウナと連呼しているが、御主人には通じない。サウナらしいですよ。と伝えると、サウナね。彼が行った後、ご主人にからっきし英語だめなんだよ〜ありがとね〜。と言われた。お役に立てて良かったですと答えたが、恐らく、アンソニーは英語らしい英語は発していない。僕も英語はダメなんですけどね〜と言うと、ご主人は俺なんか、日本語もだめだからな〜。僕もです。と言ってはみたものの、じゃ，我々は一体何語がいけるんだ？

浴室はシンプルだがとても綺麗に掃除されている。終了直前に掃除の為にねじり鉢巻、パン一、膝サポーターの御主人が浴室に入る。掃除には全霊をかけている様が伺える。

浴槽もシンプル。洗い場とあつ湯とぬる湯。ぬる湯には2箇所腰と脹脛ジェット座風呂があるが、どちらもポインツが下すぎて骨盤とアキレス腱マッサージで終える。

サウナに入るとブオッと熱い、ストーブ置場と思われる場所を見ると空？と思いきや、下の方を見ると、小さめの電気対流式ストーンのストーブが2台が猛威を奮っている。90℃⁉︎そんなものではないくらい熱く感じる。リトルデビル👿×2と，いった感じである。

程なくしてサウナを出て水風呂に入る。水道水だから、25℃程度でキンキンには冷えてないよとの張り紙があったが、いい感じで冷たくて気持ちいい。水が石の立板を伝って流れ込む様が心地よい。

休憩は浴槽の周りのプールサイドのような場所で、石の長い腰掛けに座ったり、安藤広重の巨大な日本橋のプリント絵の前の地べたに座ったり、ラジバンダリ。後者を選んでペタコと座る。程よい空気環境のせいか、夜勤が多いせいか、松陰先生の冥土からの誘いのせいか、休憩の度に寝落ちする。