湯の里 庚申湯
銭湯 - 東京都 西東京市
銭湯 - 東京都 西東京市
西武新宿線の銭湯を探すと、随分と立派な破風の宮造り銭湯が。庚申湯さん。田無から徒歩15分となかなか歩くけれど、それでも行けてほんとによかった。男女週替わりの浴室。今日の男湯は絹の湯。露天のないコンフォートサウナの方。
徒歩だと道中ひたすら静かで暗くて。ひっそり佇む古い銭湯なのかな、なんて想像しながら頑張って歩く。たどり着いてみたらばわわっ!随分立派!たしかに宮造りだけど新しいし中も明るい!入るとやはり綺麗。フロントのご主人もサウナキーをほいっ!とちゃきっと。
今日の男湯は露天じゃない方かぁ、なんて思い暖簾をくぐるとなんじゃこりゃ!脱衣所は人でいっぱい!この賑わいの上には立派な艶々の格天井と見惚れる古時計!古さと新しさを融合した大人気銭湯!
日曜19時だからでもあるだろうけど、それは賑やかでみんな楽しそうな人でびっしり!おじいちゃん達は変わり湯をびっしり埋め尽くして談笑してるし、三人の男の子を連れたお父さんは子どもたちと大盛り上がりで数を数え、水風呂の良さを力説して連れていって悲鳴で大騒ぎ。女湯からも賑わいが伝わる。こんなご時世だから嫌な感じに伝わるかもだけど、正直とても嬉しかった。世代を超えて、みんなが明るく楽しくあったまって元気をもらって帰る。そんな銭湯の幸せをいっぱい感じられた。壁絵は田中みずきさんのやさしく明るめな山と川。絹の湯からは富士山は見えないけど、あれ?女湯との境の山の上にアマビエさんが。
まずは白湯から。いやはややわらかくてまろやかで軽やかで、何度も顔に浴びたくなる。こりゃなんていいお湯なんだ。なみなみでわっさーな水流。気持ちいい。高い青白の天井を眺め、楽しそうな人たちに囲まれ、ゆっくり浸かれる温度で水の良さを楽しみ恍惚。ボディマッサージにジェットに、少し熱めな絹の湯、そして変わり湯は赤ワイン。
#サウナ
綺麗で新しめなコンフォートサウナ。84度。湿度の高いやさしい熱さ。疲れたなぁなんて思いながらあぐらかいて膝に肘ついてTV観て、砂時計もっかい回してゆっくり蒸される。バチバチじゃなくても、だからこそのゆったりを愛でる。みんなサウナでは黙々。
#水風呂
サウナ前、ゆったりたっぷりしっかり冷やせる。19度。やっぱりお水がいい気がする。
#休憩スペース
洗面椅子で空いてるとこで。
銭湯があるから頑張れる。銭湯があれば嫌なことがあってもお風呂入って忘れられる。ある番組で聞いたそんなお話。そうだよね。それなら少し疲れても新しく何かをしてみよう。そう思って始めた週末のお仕事を終えて入る銭湯がもうほんとに幸せで。最後はお風呂を全種類して水風呂で締め。心も体もぽかぽか。ありがとう。
男
女
是非、露天風呂の時にも!
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