富士見湯健康セントー
銭湯 - 東京都 東大和市
銭湯 - 東京都 東大和市
名前からも只者ではない何かを感じる。パネルに入って食べて飲んで歌えます!をタイトルに掲げる銭湯。大田区にはそういうところがよくあるけれど。ディープな香りに引き寄せられて来てみれば、裏切らないディープさ。レトロな入口、町の古本屋とかリサイクルショップかのような雑然としたロビーやフロント、その雑然とした景色に埋もれる高齢のご主人。隠されたお遍路QR。大衆演劇のポスター。ほんとに上がれるのか躊躇うオーラを放つ二階への階段。準備中とあって上がれなかったけど、営業中でも勇気がいる。と、まだ脱衣所にすら入ってないのに書けることが山ほどある。でもケンコーを掲げた思いの伝わるお風呂の充実度合いはさすが。
銭湯を巡るようになるまで、東京都に東大和市という市があることを存じ上げていなかった。平謝りしかできない。立川や国分寺と所沢の間というか。西武沿線住人でもこのあたりの西武なんとか線を理解してる人は少ないのでは。この日西武ドームでオープン戦を観て、思い切って踏み込んだ西武拝島線エリア。東大和市駅から徒歩10分。印象は前述の通りだが、券売機にある同性の人が連れできたらサウナ一人で入るのはダメみたいな記載の意図がわかるようでわからない。サウナの人はタオルありとなしとで100円違う。脱衣所に冷水機がありコップが並んでいるけど、自分は使えなかった。
なかなかの老朽感だけど広くて、老若問わず結構人がいて、地元に愛されてる、というか浸透してる貫禄を感じる。明るくはないしみんな黙々と過ごしてる。その浴場の真ん中に噴水のようにぼっこぼこの円形の湯船。お風呂はバドガシュタイン鉱石によるラドン泉。その横には岩盤泉がありイオン活性水の説明が。みんなの健康促進のための仕掛けがたくさんあって、ありがたく思った。お湯の温度は入りやすくてゆっくりできる。露天には広い岩風呂があって、奥にバドガシュタイン鉱石らしきものがしまわれた網が沈んでる。あと押したくなるボタンのついた機械が。押しても返事がないただのしかばねのようだ。本来は水流を作る機械みたい。
#サウナ
渋芳ばしいいかにもな遠赤外線ストーブの銭湯サウナ。広い。二段で9人入るサイズ。一段目が広くてゆったり座れる。TVあるけど画面が焼けちゃっててほぼ見えない。86度表示。ふっくらしっかりあったかくてたっぷり汗かけていい。12分計のとこに油性ペンでclockと書かれたスイッチ。押すと止まる。これは初めて。たまたま一緒だった常連さんがでっかい屁こく人だったりセンサーにタオル掛ける人だったりしたけど、よかった。
#水風呂
自然温度な22度。
#休憩
露天のベンチ。空が見えて風もしっかり通る、贅沢な隠れ家露天。
東京でできる冒険。
男
満州や福しんなど、地域性のある中華チェーンには思い入れができちゃいます笑。5杯さらに飲んじゃうなんて、餃子いくらでも追加しちゃいたくなりますね!
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら