大和湯
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
スーパーラジアントサウナと木酢湯のお風呂のある、野方と高円寺から徒歩15分の住宅街にひっそり佇む銭湯。喧騒の都心や活気ある駅前からは一線を引いて時間が流れてる。店頭の大きな大和湯の照明もついておらず、入口の扉には今もなおマスク着用してない人は入店できないと貼紙され、ロビーも簡素で、脱衣所もおじいちゃんの渋い匂いがする。正直ちょっとわびしい。でもぶっきらぼうでもちょっと親しみの持てる女将さん、お風呂だけはジェットもパワフルで、気持ちのいい井戸水のお風呂は心地がいいし、お客さんもそれなりに来てる。
ここの徒歩圏内は駅から遠いのに結構銭湯がある。中野区は銭湯が地域に根付いてる感があるとよく思わされる。サウナブームとは関係なく若い人も日常的に来てる感じ。仕事を終えて、練馬駅から高円寺駅行きのバスに乗り、野方駅の先の八幡前で降りる。ここは上越泉も昭和湯もあるってすごいバス停。8分歩くとひっそり現れる。貼紙を見て、一応持ち歩いてるマスクを着けて入店。結局脱衣所ですぐ外すんだけど。
渋い匂いの脱衣所から浴場に入ると、たしかに間引きされた蛍光灯はあるものの想像より明るい。たまたま座ったとこのカランのお湯は、寒さに耐えきれないのかかなりぬるい。ちょっと冷たいくらい。シャワーはあったかい。シャンプー類設置有。湯船の後ろの壁のタイルは天井からの液垂れ?と思いきやそういう線の模様。珍しいのは天井で、大きな六角形の網目の通気口があって、その奥に窓がある。お風呂はパワージェットもボディマッサージもがつっとパワフルで元気。随分と冷えて疲れた体にしみわたる適温ないいお湯。そして、木酢湯(木炭)と書かれた透明感のあるお湯の湯船。昔実家に原液があったときの記憶からすごい匂いがするのかと思ったけど、うっすら木の香りがするくらい。温度も優しめでじっくり浸かってられる。浸かるほどに殺菌してくれてそうなありがたみを感じてあったまる。
#サウナ
無料。後付けのブース型で二人掛けの木のベンチが二つで向かい合って座る。定員二人ってあるけど、これはたしかに二人が限界な狭さ。正面同士では座れない近さ。あれ?熱源はどこ?一緒に入ってる人に嫌がられないよう意識しながら目だけできょろきょろ。はっ、このお互いの後ろにある灰色の板か!電熱であっためられてるんだ。初めて見た。温度計にスーパーラジアントサウナと書かれてる。厳密にはジの濁点は消えてたけど。60度表示。熱くはなくあったかい。椅子には自分のタオルを敷く。
#水風呂
なし。立ちシャワーやカランで。冬だから水も冷たい。
#休憩スペース
洗面椅子でぼーっと。
TVぼーっと見てる退屈そうな女将さん。でも嫌な感じしない。それでいいじゃん。
男
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