神戸クアハウス
カプセルホテル - 兵庫県 神戸市
カプセルホテル - 兵庫県 神戸市
あっぷぁっ!水に呑まれてまう!水が体に馴染む、というより、体が水に溶けてしまう。そんな脳がバグってラリる感覚。恐ろしい。神戸ウォーター六甲布引の水。しかもそれが掛け流しなんてレベルでなく注がれ溢れ止まらない。かなり年季の入った渋い施設だけど、それが尚更神秘的で、渋く芳ばしい熱々サウナから出てきた男たちが、亡者かのようなイッた目をして高野槙の水風呂に飲み込まれていく光景はまるでなんとか絵図。それに加えて重曹泉に硼酸泉と、温泉も二種類たんまり湧いてるなどお風呂の種類も豊富。
急遽甲子園へ。かねてから来てみたかったこちらのカプセルで前泊。賑わう三ノ宮の駅前から少し離れ静かなエリアになったかと思うと現れる、若干いかがわしさすら感じる大きな古い建物。神戸ウォーターなんて言葉に馴染みのない人なら、変な水晶玉でも買わされるのかと警戒しそう。水汲場でら電話で大声で中国語捲し立ててるおかあさん。どんだけ汲むの。カオスな予感。スタンダードカプセル。カプセル利用者用ロッカールームが嬉しかった。館内着に着替えてタオル持って階段を上がり、浴場前の籠に入れる。
夜遅い時間だからか大学生らしいグループが多くてうるさい。カランが一つずつパーテーションで区切られてる。座るとこはタイルの固定ので硬いから敷くマットが置いてある。ぐぁ、シェービングフォームがない。重曹泉の黒く濃ゆい厚みのあるなめらかなお風呂。硼酸泉もやさしく気持ちいい。ぬるめなバイブラぼこぼこの白湯とか入浴剤な薬湯とか、打たせ水も。そして階段上がれば露天風呂もある。蛇口で神戸ウォーターがぶがぶ飲みすぎた。
#サウナ
水風呂の側面に立てかけられたビート板を手に取り中へ。横長二段で20人くらい入りそうなサイズ。真っ赤に燃された熱源が見える長年使われてそうなストーンストーブ。オートロウリュの管もあるように、湿度高くどっしり熱い。94度表示。独特な渋い匂い。土壁的なのが輻射力高そう。前一面綺麗に磨かれた窓ガラスで浴場がよく見える。そしてそのガラスの向こうにTVがあるの面白い。音だけこっち。壁奥曲がったところにもう一つ部屋があって、ここは横になれるように枕が置かれてて少しやさしめな温度。そこに直接入る低い扉もある。
#水風呂
浴場の主役な存在感。木の香りの高野槙のでっかい湯船に上から二つの打たせ水がどさーっ!で溢れ続けてて、入るなりぐらんとくる。脳がバグってる間に体が水を飲もうとする。この水のヤバさが一番感じられる絶妙な水温。
#休憩スペース
露天もあるけど浴場出て階段上がらないと。内湯の椅子が人気。足のせもある。あぁ、脳がふやけてる。
それはもうぐっすり眠れまひた。ぱたっ。
男
フジイさん、六甲のおいしい水ってミネラルウォーターの代名詞みたいな存在でしたよね。懐かしくなりました。舌が肥えてるわけではないのできっと飲んでも違いはわからない気がしますが、六甲のおいしい水に溶けるほど浸かれてると思うと幸せすぎますね!
チョキさん、思わず書きまくりたくなるあの感動、わかってくださって嬉しいーーー!
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