初音湯
銭湯 - 東京都 板橋区
銭湯 - 東京都 板橋区
リモートで人との会話の機会が減って、疲れやすくなった。どんな自分が自分らしくあったのか、おさまりのいい自分がどんなだったか、時折わからなくなる。仕事を終えて、何も考えずに湯船に浸かりたいと思った。仕事仲間のホーム銭湯であることしか知らない、脚色のない銭湯。成増は初音湯さんへ。
地下鉄成増から東武東上線の線路を跨ぎ10分ほど。といいつつその途中の踏切がなかなか開かない。うん。自分の仕事モードのエンジンが止まった。成増はお店がたくさんあって人もいるのに、賑やかさがなく、いつきても不思議な停滞感を感じる街。怒られるかもしれないけど、今このときの自分にはぴったりだった。やっと開いた踏切を渡り、街灯も明るくない商店街をただ歩きつづけるとふとビル型銭湯、初音湯のネオン。少し階段を上がり入ると犬!と思ったけど、置物。
自動か手動かわからない扉を開き中に入る。サウナキーとバスタオルをいただき男湯ののれんをくぐると、人が少なくて静か。古めで素朴。浴場はコンパクト。でも、天井に青空の照明があって、床のタイルが花柄で。落ち着く。カランのお湯は出すほどに熱くなる。やさしい水質。何度も何度も浴びるごとに落ち着いてくる。備え付けのシャンプー類、やさしい石鹸の香り。
湯船もコンパクト。でもジェット類、電気風呂、シルクと色々ある。中でもシンプルに41度のラドン温泉がとても気持ち良い。電気風呂はやさしめ。
#サウナ
細い扉を開けると、まず綺麗で明るく、すのこや壁の板の木材の香りが新しいことに驚く。そしてボナサウナの包み込む熱。93度。敷かれたサウナマットも足元のすのこも熱々。もらったバスタオルを座面と足元に敷くととてもいい。TV無。音楽はミュージカルのオーケストラに。12分計なく砂時計3つ。どれも何分だか書かれてない。白い一番大きいのはおそらく5分計。小さいけど狭苦しくない湿度と明るさと音楽と窓。熱くてもとても落ち着くいいサウナ。
#水風呂
サウナを出ると正面に静かに佇む青いタイルの水風呂。おそらく25度くらい。水がやさしい。人も少ないので長く長く、ゆっくり火照った体を冷ませる。浸かりながら天井を見上げると青空のガラス照明。このゆっくりぼーっと水風呂と一体となる時間は、結構いい。ゆっくりしたらいい。サウナはタスクじゃないんだ。
#休憩スペース
洗面椅子や湯船の縁で、壁絵もタイル絵もないプレーンな浴場を眺める。湯船の縁で、ふと風を感じることに気づいた。そして、水風呂のあとのジュビナバスでなぜかととのいかけた。
サ飯はきころくのとりとんかつおらーめん。タマネギの甘さがつぼだった。
成増の風、気持ちいい。
男
犬リアル〜😎冒頭から、映像が浮かびました。すごく分かります。キラキラしたサウナじゃなくて、ちょっとボロかったり、しょぼくれたサウナにしか行けない日私もあります。初音湯があって良かったですね☺️✨
どんな自分が自分らしくあったのか、おさまりのいい自分がどんなだったか? リモート長くなってきて、最近自分もこのような気持ちを感じています。 そしてサウナはタスクじゃない!これも同感トントゥ(*^^*)
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