初音湯
銭湯 - 東京都 板橋区
銭湯 - 東京都 板橋区
まろーんとした水風呂から眺めるあのステンドグラス風な天井の青空、街灯のような灯りと陽の沈む夕焼けの海のような赤いライト、いいんだよなぁ。今日はそこにおじいちゃんの民謡みたいなのの鼻歌と口笛がその景色と重なって、なんかすごく、よかったんだよなぁ。サウナはシンフォニックなインスト流れてテレビなし。街の外れの土曜の終わり、こんな感じがエモくていい。
仕事でお世話になった先輩のお通夜だった。モンブランを走り抜くために凄まじく自身を追い込んでトレーニングされてる最中倒れそのまま、もっと高いところに旅立ってしまった。家に帰りお清めして着替えて。住んでる人には怒られるだろうけど、成増って場末感があって近くの他の駅とは違うザラつきがある。地下鉄成増から雑多な飲み屋街を抜け、踏切を渡り、少し暗い通りを歩き初音湯に向かうと特にそれを実感する。今日のように胸に抱えるものがあるとき、そんな成増がありがたいと知った。
久しぶりだ。先日は不定休の休みにぶつかり来たけど立ち尽くした。今日はちゃんと電話で確認してきた。フロントは若めなおにいさん。サウナと告げ、バスタオルとサウナキーをもらう。脱衣所は座って休みやすくインストな音楽もあって落ち着く。ちょうど賑やかな若い四人組とイカつい刺青父ちゃんと元気なお子さんの一家も出るところ。急に静か。カランも椅子も高く作られてて座りやすいし使いやすい。お風呂はラドン風呂。座るのも横になるのもジェットがいい。電気風呂はやさしめ。そしてシルキーもある。
#サウナ
狭い扉を開けると何も敷かれていない板むき出しの座面。バスタオルを敷く。ぎゅっとコンパクトな二段×二人+一人サイズ。脱衣所側に窓があり、ずっと貸切だったのもありゆったり。ストーブは囲いで見えないけど、たぶんストーン?インストな音楽に包まれ、座面むき出し故の木の香りと昔ながらの渋めな香り。落ち着く。
#水風呂
サウナ横のジュビナバスで汗を流し水風呂へ。まろーんと力が抜ける。水温計なく体感は22度。蛇口からかけ流しの水流を感じゆっくり冷やす。見上げれば青空。残らずに残さずに心のあるままに信じればいつもの空。手も振らずに別れた思い出色した夢たち。もしも涙で色が消えても、けれど空は、空は青。
#休憩スペース
洗面椅子。おじいちゃんと二人きり。微かに窓から風がくる。おじいちゃんいい声や。鼻歌歌いながらお風呂→ジュビナバス→水風呂を繰り返してる。
小雨降る中雑多な成増を、おっパブの勧誘受けながら突っ切って帰る。明日も雨でも初音湯に来ればいつも青空がある。また来れてよかった。そしてまた来たい。でもお願いだから不定休やめて!やるならわかるようにして!
男
私もhayaminさんが行かれてる!とテンション上がりました!砂時計、落ちなくなるやつ、実物に笑いました😆何も知らずあら選んでたらコントみたいになりますね笑
ほーじすなおさん、たしかに銭湯にはあまり行かれないのですね!初音湯さん、いいかはともかく人も少なく落ち着いて過ごせるとこでした☺️板橋のおかげで(せいで?)銭湯ばっかりな今日この頃、スパ銭が恋しくなり始めています😆
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