竹の湯
銭湯 - 東京都 新宿区
銭湯 - 東京都 新宿区
サウナと出会っていろんな帰り道があることが嬉しい日々。その一つ有楽町線、江戸川橋から徒歩五分の竹の湯さん。
江戸川橋って案外芳ばしい町なんだなと思った。近くの神楽坂やら飯田橋やら護国寺やらの印象と比して駅から向かう道はむしろ侘しさすら感じる閑散とした感じ。竹の屋さんはその中に溶け込む佇まい。暖簾には「竹の湯高城」の文字。とある事情から高城の文字に強く反応する私。入口の扉前の赤い絨毯がいい感じ。
入ると親しみを感じるご主人が色々教えてくださる。「サウナはあっちだから」を聞き流して入ったから後で「あぁ!そういうことか!」ってなった。
脱衣所も浴場もコンパクトなマンション銭湯。結構混んでる。リンスインシャンプーとボディソープが二セット設置。カランのお湯は熱々。何度もかぶってもう茹で上がる。そしてお風呂がまた熱い。水温計44度。全湯船が薬湯のようで今日は全部紫のラベンダー風呂。バイブラぼこぼこのとこに入るとくぁーっと熱い。サウナに行く前にすでに茹で上がりのぼせ上がる。
のぼせた頭でサウナを探すと、森林浴・熱気風呂と書かれた部屋が。ん?あれはスチーム?となると、、、「あぁ!そういうことか!」通常の扉の横に謎の扉を発見。結局は脱衣所につながる扉だけれどサウナへの道につながってる。
#サウナ
おぉ、からっからのあっつあつ!116度!?なんてことだ。そんなでもないじゃんと思ってみたけれど、いや、熱い。からっからなのに拭いても拭いても汗がぼたぼた止まらない。二回転目から周りを見習ってサ室前の漫画を持ち込んでみた。地味にサ室漫画デビューだ。何も考えず手に取った鬼平犯科帳。たしかに長く入れる。ただこんな短時間でロッカーキーも漫画の表紙も激熱になるなんて。
スチームサウナも入ってみたけど、自分はこの部屋干しを極めたようなジメジメ臭は苦手ですぐ出た。鼻の奥にこの匂いが残ってるのかその後ドライサウナでもお風呂でもその香りがつきまとったのはやっちまった感。
#水風呂
激熱サウナから浴場に戻り水風呂へ。深く広め。水温計は15度だけど、たぶん19度くらい。この深さはいい。出るとあまみがすごい。太いホースのようなところからドドドっと水が入り続けてるから、ちょっと汚らしいおじさんがタオルめっちゃ積極的にくぐらせていても潜っていても、まぁなんとかなった。
#休憩スペース
水風呂前に座る用かわからないけど座れるタイルゾーンがある。モザイクなタイル絵を眺め紫の湯船を眺めつつ放心。
帰り際脱衣所にあるぶら下がり健康器に力強くぶらさがる骨と皮みたいなおじいちゃんがかっこよかった。
カランもお風呂もサウナも熱々な銭湯。
男
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