stby

2021.12.19

1回目の訪問

日曜の夜7時頃の訪問、客入りはまぁまぁで、サ室は常に8割程度。

AKスパに来るたびに、「色々なサウナ施設あるけれど、なんかもう結局はこれでいいんじゃないか」と思う。
鍵がたまにうまく入らないハズレがあるシューズロッカー。
令和の今にL字形のロッカー。
基本的にタバコはどこでも吸える、もちろん脱衣所でも。壁は黄ばんでいる。
浴槽は「はい、入って左に風呂と水風呂!右に洗い場とその奥にサウナ!以上!!」とシンプルな作り。

歌舞伎町ホテル街のど真ん中にあるせいなのかどうなのか、客のマナーは全員ではないものの基本的に悪いどころか、人としてどうなのかこの人はといった気分を味わう時が結構ある。

今日だけでもひたすらサ室で会話する2人組×2組、おそらく母国の言語でずっと謎のカウントを発する白人のおじいちゃん、最強だったのはサ室の隅に2分置きに「カーッ、ぺ!!!!」と威勢良く痰を吐き続けるホスト風の人と遭遇した。
強い。

そんな中で、M-1グランプリが流れるサ室。
これぞ歌舞伎町カオス。

サウナ自体は、良い意味で何の変哲もこだわりもない「はい、これがサウナです」といったストロングスタイル。
100度前後だったろうか、数分もすればダラダラと汗が流れる。鼻が熱い。
水風呂は「はい、これが水の風呂ですね」といった水道水ギンギンのやつ。
これがまたなぜか良い。3〜4人くらいなら、頑張れば全員が足を伸ばせて入れるスペース。

休憩は洗い場の椅子が良いと思うけど、脱衣所のベンチで。テレビが設置されててちょうど良い。
ここでもまた設置されてるテレビでM-1を見ながら、横目に映る、色々なお客さんの背中の模様。


ヴィヒタ、ロウリュ、アウフグース、薬草、外気浴、etr...
もちろん自分も好きだけど、そんなの知らんがなってのもまた有り。
ここに来るたびに、冒頭のとおり「サウナってこれで良いんだよな。」と思う。

休憩の休憩も挟みつつ5セット。
バッチリ決まったところで3時間コースの残り1時間くらいあったので休憩室へ。

暗い休憩室で毛布に包まりながら、ここでも流れてるのはM-1グランプリ。毛布は何だかヤニのせいかなんなのか、少しだけベタつく。
ここでもまた、先とは別の二人組が話す話す。「○点だろ!」「ダハハハ!」みたいな。
そんな声が耳に入ってきながら、自然とほんの少しだけ眠りについた。

正直、「二度と来るか」と毎回思います。
でも、これが私がまた来た理由です。

ちなみに、運良くマナー良いお客さんで揃うと個人的に超絶神施設に化けます。
錦鯉、M-1優勝おめでとうございます。

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