越後妻有交流館キナーレ 明石の湯
温浴施設 - 新潟県 十日町市
温浴施設 - 新潟県 十日町市
忙しいながらも人並みにもらえた10連休。人並み以上かもしれないな。
前半は好天の予報と聞いて、なんと4泊5日のサイクリング。許してくれた家族には感謝しかない。
初日は飯綱高原に泊まり、今日は2日目。最高気温28℃、4月なのに炎天下のサイクリングとは。
火焔式土器の街・十日町で体力の限界を迎え、市内でお風呂を探す。
ん? 美術館に併設されている日帰り温泉だと?
美術館前の池を横目にチェックイン。
一瞬、間違えて美術館に入ってしまったんじゃないかと目を疑うほど。
どこまでも続くコンクリート打ちっぱなしの廊下を歩いていると、まるで自分が美術館の倉庫へ運ばれているような気分になってくる。
浴室、広いなぁ。
全体的にカクカクとしていて、モノトーンで統一されている。キュビズムの極致。知らんけど。
浴槽はあつ湯とぬる湯だけ。痛めつけられた身体にはぬる湯が心地よい。
サウナは……ありました。
どれどれ……おっ、スチームサウナか。これまた身体に優しいサウナでないの。しかもきっちり熱くなる。
水風呂は美術館前の池、なわけないですね。
サウナ室の真ん前に寝湯スタイルの水風呂がある。冷たい水風呂が苦手な俺でもぬるく感じるほど。22℃くらいあるんじゃないか。
しかし、これまたサイクリングでくたびれた身体にはちょうど良い……良い……うーん……。
出られなくなってしまった。心地良すぎる。
この寝水風呂考えたやつ、天才か。火焔式土器に匹敵するアートに違いない。
露天には椅子やベンチがたくさんある。
こうやって全裸で佇んでいると、さながらギリシア・ローマ時代の彫刻のような……嘘です盛りましたすみません。
サウナとアートの融合。
めっちゃアートしているわけではないけれど、なかなか良い体験だと思います。
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