矢向湯
銭湯 - 神奈川県 横浜市
銭湯 - 神奈川県 横浜市
川崎駅西口からシェアサイクルで11分。
今週はサウナイケナイ日々だったから、今日は自転車を飛ばしてでもサウナイキタイ。
矢向へ来るのは久しぶりで、前回も目的地は矢向湯だった。
あの時は改装工事中で入れなかったけれど、今日は……よしよし、開いている[写真]。
入湯料500円+サウナ200円。現金オンリーで、番台で支払う。
下足箱の鍵と引き換えに大きな黄色のバスタオルを受け取る。サウナ室に持って入ってくださいとのこと。
サウナ室はドライでかなり熱い。ヒノキの香り袋が吊るしてあって、銭湯サウナでは屈指の芳香がする。
バスタオルのルールは、客観的に見て守られるとは考えられない。実際ちゃんとバスタオルを着用していたのは俺ひとり。バスタオルは持たないが文庫本を持ち込む客、湯船の中で読書をしている客など、なかなかの自由度。
銭湯らしくて微笑ましい。
ここのお湯は天然温泉らしい(泉質表は見当たらなかった)。水風呂にも同じものを使っているようで、わずかに褐色がかっていて、ほのかに鉱物質の香りがする。
外気浴のスペースは無いが、脱衣場にちゃんとした椅子が置かれている。最終セットの後、服を着る前にここで涼んでいたら、気分はバッチリ!
わずかなサ活時間のあいだに、スタッフの方がこまめにサウナ室に入ってマット交換をしたり、脱衣場の椅子を拭いたりと、きめ細やかなサービスが光る。
いびつなサウナ室の構造に合わせて斜めに作られた座面や、個人宅用らしきバスマットが敷かれた床などを見ると、銭湯を取り巻く厳しい社会環境の中でギリギリの運営をしているんじゃないかと思われる。
銭湯ラバーズの一員として、ひそかに応援をおくりたい。
〜
サウナの後は、すぐ近くにあった「浜一」へ。二郎インスパイア系ラーメン店というのかな。
かなりこってりどっさりしているが、サ活の後ならペロッといけるのは不思議だな!
歩いた距離 2km
男
尻手駅は川崎市なのに「浜」マークの横浜市扱い、矢向駅は南武線唯一の横浜市。矢向湯から川崎駅まで歩いて帰る途中、マンホールが横浜市から川崎市にいつの間にか切り替わっていました。銭湯は区ごとに偏りがありますよね。下町にはまだまだ銭湯文化が残っているように感じます。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら